皆さんこんにちは! 柔道整復師の飯田です!
最近は本格的な夏が過ぎ去り秋の気配が少しずつみられる季節になってきましたね。
こうした季節の変わり目や、気温の高低差が激しい時期は体調を崩しやすくなるので気を付けてください!
今回紹介する疾患は「反復性肩関節脱臼」です。
肩関節は反復性脱臼が最も多くみられる関節です。
肩関節に反復性脱臼が発生しやすいのは肩関節の解剖学的構造による要因が大きいです。
今回は肩関節の解剖学的構造も一緒に紹介していきます。
【肩関節の解剖学的構造】
肩関節は「球関節」といわれる関節の種類に分類されます。
球関節は人体の各所にありますが大きな関節では肩関節と股関節が当てはまります。
上腕の骨の骨頭がボール、その骨頭がはめ込まれる肩甲骨にある関節窩が受け皿となり関節を構成します。
肩関節は同じ上腕骨の骨頭(ボール)に比べて関節窩(受け皿)が浅く、小さいため多角的で大きな動きが可能です。
しかしそれゆえに関節の安定性が低く関節唇(関節窩に付着する関節の深さを補うもの)や肩関節周辺の筋肉(腱板)、靭帯でしっかりと補強していないとすぐに脱臼してしまいます。
また、肩関節は関節の中でもかなりよく動かす関節なので脱臼しやすいといわれています。
肩関節の安定性において大きな役割を担っているのは回旋筋腱板(ローテーターカフ)です。 回旋筋腱板は4つの筋肉のことです。
〇回旋筋腱板
・棘上筋
→肩甲骨の背面の上側から上腕に向かって走行する筋肉で、肩関節を移転させる(横に持ち上げる)作用がある。
・棘下筋
→肩甲骨の背面の下側から上腕に向かって走行する筋肉で、肩関節を外旋させる(腕を外側に向かって捻る)作用がある。
・肩甲下筋
→肩甲骨の内面から上腕に向かって走行する筋肉で、肩関節を内旋させる(腕を内側に捻る)作用がある。
・小円筋
→肩甲骨の背面の外側から上腕に向かって走行する筋肉で、肩関節を外旋させる(腕を外側に向かって捻る)作用がある。
これらに筋肉が様々な要因で損傷してしまうものを腱板損傷といい、発生することで肩関節脱臼のリスクが高まります。
腱板損傷については当院のブログで紹介していますのでそちらをご覧ください!
ここからは腱板損傷などの様々な要因で発生する肩関節脱臼しついて紹介していきます。
【肩関節脱臼】
前述したように肩関節脱臼は非常に高頻度に発生する脱臼で高齢者や小児よりも成人に多く見られます。
脱臼する方向や脱臼後の上腕骨頭に位置によっていくつかの種類に分類されます。
〇肩関節脱臼の分類
・前方脱臼
→外傷により発生する肩関節脱臼の大部分を占める。
また、外傷だけでなく転倒して手をついた際や、ものを投げた時に発生する場合もあります。
脱臼後の上腕骨頭の位置により烏口下脱臼と鎖骨下脱臼にわけられます。
・後方脱臼
→肩関節への後方からの外力によって発生する。
脱臼後の上腕骨頭の位置により肩峰下脱臼と棘下脱臼にわけられます。
・下方脱臼
→前方脱臼と同様な機序で発生する。
脱臼後の上腕骨頭の位置により腋窩脱臼と関節窩下脱臼にわけられます。
・上方脱臼
→非常にまれ 脱臼した上腕骨頭が烏口突起の上に移動するため烏口突起上脱臼ともいわれる。
肩関節脱臼が発生すると肩関節のふくらみが消失することがあります。
脱臼の受傷後再度脱臼を繰り返すことを反復性肩関節脱臼という。
特に前方脱臼の受傷後に発生しやすい。
最初に脱臼を受傷した年齢が10歳代~20歳代の場合、脱臼と同時に発生する軟部組織損傷や身体活動量の多さから再脱臼を発生しやすいです。
再脱臼が多い軟部組織損傷にはバンカート損傷(外力による関節唇の損傷)や、ヒルサックス損傷(上腕骨頭後外側の陥凹)が挙げられます。
日常生活で方が緩い感じがする、頻繁に肩が外れる感じがするなどの症状がある方はお気軽に中之口いのまた接骨院にご相談ください!
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〒 950-1341
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※土曜日も1日診療しています。
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みなさんこんにちは!!
柔道整復師の笠原です!
パラリンピックが始まりましたね!
まだ始まったばかりなのに感動感動ですT^T
コロナが心配ではありますが、頑張って欲しいですね!!
新潟県もコロナ感染者の人数が150人を超えています。
ワクチンを打った方でも感染するので対策をしっかりして、
コロナに負けないように頑張りましょう!!!
それでは疾患についてお話しします。
今日は胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)についてお話しします!!
聞き慣れない名前だと思います。
これは上肢や肩の運動および感覚に深くかかわる神経や血管が障害を受けて、
肩・腕・手のしびれや痛み、手の動かしにくさなどが見られる疾患です。
肩こりとして自覚することもあります!
胸郭出口症候群になりやすい人の特徴としては、
・なで肩の女性
・筋肉を鍛えた男性
・20〜30代
・仕事で重い荷物を持つことの多い人
・手を高く上げることの多いスポーツ
(バレーボール・野球・テニス・バドミントンなど、、、)
このような人がなりやすいと言われています!!!
原因は、、、
首には、神経や血管、筋肉など多くの組織が存在しています。
腕を支配する神経や血管は胸郭出口と呼ばれるところを通り、 首〜腕に向かって走行しています。
ここを通る大事な神経として腕神経叢という神経があります。
主要血管は鎖骨下動脈、鎖骨下静脈が通ります。
この血管や神経が障害を受けて、肩・腕・手に症状が出ます。
ではなぜ障害を受けるのでしょうか。
胸郭出口とは身体の構造上3つの狭い空間があります。
① 前斜角筋(ぜんしゃかくきん)と中斜角筋(ちゅうしゃかくきん)の間
これは首の筋肉(斜角筋)が3つに別れているその間の狭い空間です
② 鎖骨と肋骨の間
③ 胸の筋肉(小胸筋)と肩甲骨との間
これをそれぞれ、
① 斜角筋(しゃかくきん)症候群
② 肋鎖(ろくさ)症候群
③ 小胸筋(しょうきょうきん)症候群
これを総称して胸郭出口症候群といいます。
こうした狭窄部を通るので神経や動脈、静脈が圧迫される可能性が高いです
もう一つ、頸肋(けいろく)と言われるものも原因になります。
これは首の骨から出ている肋骨の遺残したもので先天的なものになります。
これがあるとより一層圧迫を受けやすいため症状が出やすくなります。
では次に症状です。
主に神経症状と血管症状があります。
神経症状では、
首・肩・腕にしびれ、ちくちくするなどの症状が現れます。手先や体幹に見られることもあります。
この症状が持続すると、
握力の低下、ボタンをかけづらいなど細かい動きがしにくいなどの症状がでます。
血管症状では、
皮膚が白や青紫色になったり、痛みや感覚に異常がでます。
当院では、 まず問診を行い、普段の生活や負担のかかる動作など原因を探します。
また、いくつか検査を行い胸郭出口症候群かどうかを判断します。
検査の結果、胸郭出口症候群であれば
原因となった狭くなった隙間を広げ、圧迫を減らすよう施術いたします。
胸郭出口症候群でなかった場合、患者様一人一人に合わせた施術を行います!
日常生活における動きを正しく意識することも症状軽減につながるので、
その点もお伝えし、早期改善を目指します!
もしこのような症状でお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください!
それでは今日はこの辺で^_^
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皆さんこんにちは!柔道整復師の飯田です!
お盆になって外出する機会が増えたと思いますが、熱中症対策と新型コロナウイルスの感染対策を忘れずに行きましょう。
皆さんは腰痛やぎっくり腰でのお悩みはありませんか?
ある調査によると腰痛の生涯有病率は男女ともに80パーセントを超えています。
調査の結果にもあるように一生のうちでほとんどの人が腰痛に苦しんでいます。
ですが皆さんは腰痛やぎっくり腰がどのようにして発生するかご存じでしょうか?
知らない人がほとんどだと思います。
今回はそんな腰痛やぎっくり腰がどのようにして発生するのか、どう対処すればいいのか、予防策などを紹介していきます!
〇腰痛
一般的な腰痛の正式な名前は「筋・筋膜性腰痛」といいます。
筋・筋膜性腰痛の主な原因は・・・
・野球やゴルフでのピッチングやスイング、前傾姿勢
・バレーボールでのジャンプの着地動作の繰り返し
・スポーツ中の無理な体勢
・長時間のデスクワーク
・中腰での長時間作業による慢性的疲労
これらによって筋肉や筋肉の表面を覆う筋膜に傷がついたり、筋肉が緊張し過剰に働いたりすることで体の動きが悪くなり痛みが出現します。
痛みが発生するのは筋膜に多くのセンサーがあるからです。
筋膜のセンサーは筋膜の動きが悪くなったり、過剰な筋緊張によって筋膜が引っ張られ続けられることによって反応して痛みを生じます。
症状は運動時の痛みや、背面にある脊柱起立筋や胸腰筋膜の周辺の痛みや圧痛がみられます。
何か特定の動作で強い痛みが出るというよりは、日常生活でなにをしていても痛みを感じることが多いです。
同じような痛みのある疾患に腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症がありますが、筋・筋膜性腰痛ではこれらと違い、画像検査での骨の変形や神経症状がみられないのが特徴です!
〇ぎっくり腰
ぎっくり腰は正確名称は「急性腰痛」と言って急性に発生する腰痛の総称です。
欧米では突然激しい痛みが出現することから「魔女の一撃」と呼ばれています。
腰部に大きな負担がかかった時に起きやすいです。(重いものを持ち上げたとき、腰を捻ったとき、など)
これらの場合に加えて朝起きた直後やなにもしていないときに当然発生することもあります。
また、過去に腰椎分離症、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症になったことのある人はぎっくり腰になりやすい傾向があります。
重症の場合かなり強い症状が出ます。痛みによって動くことはもちろん、寝ることまで辛くなってしまいます。
ぎっくり腰かもと思ったらすぐに医療機関に受診しましょう!
また、ぎっくり腰は症状が軽くなる、無くなると医療機関への受診を辞めてしまう人が多く見られます。症状が改善してもまた再発してしまう可能性があるので根気よく通って、ぎっくり腰になりにくい身体にしていきましょう!
いががでしたか? ただの腰痛でも様々な原因によって発生しています!
中之口いのまた接骨院では当院独自の治療の「筋骨格調整」で、患者様の腰痛の根本的な原因にアプローチして改善をしていきます! 辛い慢性的な腰痛、突然なってしまったぎっくり腰でお悩みの際はお気軽に中之口いのまた接骨院にご相談ください!
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皆さんこんにちは!柔道整復師の飯田です!
東京オリンピックの後半では野球で日本が金メダルを獲得しましたね!
世界の舞台で活躍する選手を目にしてもっと上手くなりたい!と思った選手も多いのではないでしょうか?
当院ではスポーツを頑張る選手たちを全力でサポートします!
今回紹介する疾患は「野球肘」です!
野球肘は成長期に投球動作を繰り返すこと(オーバーユース)によって発生します。
速い球を投げたり、過剰に投球練習を行ったり、投球動作中に肘が下がったりするなど崩れたフォームで投球を繰り返したりすることで肘関節への負担がかかったり、疲労が蓄積することによって発生します。
10~16歳の野球選手の特に投手に多く発生します。
小学生の野球選手における野球肘の発生率は20%を超えます。
〇症状
投球時または投球後に肘関節に痛みが発生します。
投球時の痛みでは肘関節を外側に捻った時(加速期)、ボールをリリースした時(フォロースルー期)に痛みが発生しやすいです。
発症すると肘関節の曲げ伸ばしが制限されることもあります。
慢性化しやすいため痛みを感じたら早急に対処する必要があります。
またレントゲン、MRI検査を行うことで症状を判断することもあります。
〇原因
主な原因は投球動作の繰り返しによる肘関節への負担の蓄積です。
ですが、肘関節の柔軟性低下や肘が下がるなどの悪い投球フォームなどが根本的な原因になっていることもあります。
〇野球肘の種類
・内側型野球肘(内側側副靭帯損傷)
発生率が非常に高い 投球動作中に肘関節の内側にかかる引っ張られる力(牽引力)によって発生します。
(特に加速期) 小、中学生では肘関節の内側側副靭帯の付着部の骨が損傷されることが多く、骨の成長が終わった高校生以上では骨と骨を繋ぐ靭帯が損傷することが多いです。
多くの場合は重症化せず、患部を安静に保つ事で改善していきます。
☆子供の骨についての豆知識☆
子供の骨は未成熟で発展途上のため脆くて傷つきやすいです。このため大人の骨には発生しない障害が発生することがあるので注意が必要です。
・外側型野球肘
上腕の骨と前腕の骨が投球動作の時に衝突し関節の表面にある関節軟骨が傷ついて痛みが発生します。
発生頻度は低いですが症状が進行してしまうと手術の適応となる場合もあります。
※関節軟骨が完全にはがれてしまった場合は手術の適応
初期は痛みがあまりないため本人も気づかずに悪化していることが多いです。
少しでも痛みや違和感があったら早めに医療機関に受診しましょう。
〇治療
早期の症状改善の為には投球を中止して、肘関節を安静に保つ事が何よりも大切です。
また、ある程度症状が改善してきたら肘関節の不安定感を補うための筋力強化や、肘関節周辺の筋肉の柔軟性を獲得するためのストレッチを行います。
肘の痛みがあるまま投球を行っている場合があるので、チーム関係者が選手の身体の状態をしっかりと把握して管理することが重要です。
〇予防
野球の投球動作は、下半身から上肢への一連の流れによって行われます。
このため下半身にためた力をしっかりと無理なく無駄なく伝えられる投球フォームを身に着けることが予防への第一歩です!
投球後に身体の痛みや異常な疲れを感じる場合は投球フォームを見直してみてはいかがでしょうか。
また、身体各部の柔軟性を保っておくことも予防になります。
特に肩関節、肘関節、手関節の柔軟性は野球肘の予防にとても重要です!
手根屈筋のストレッチや円回内筋のストレッチがおすすめです!
当院では患部の治療を行うだけでなく、野球肘の原因となっている要因の改善のサポートをしていきます!
スポーツのケガは早期に治療することが大切です。 痛みや違和感がある場合は中之口いのまた接骨院にお気軽にご相談ください!
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こんにちは!
柔道整復師の浅井です。
本日は「腱板損傷」について、お話しをしていきたいと思います☺️
まず、肩甲骨に付着する回旋筋肩板
・棘上筋
・棘下筋
・小円筋
・肩甲下筋
が骨と骨にはさまれているという解剖学的位置関係と、腱板の加齢による変性がありますので、中年以降のに発症することが多いです。
40歳以上の男性に好発します。
発症年齢のピークは60代頃です。
症状として
・肩の運動痛
・夜間痛
を感じますが、病院への受診理由で1番多いのは夜間痛で睡眠がとれないことが受診理由として多いそうです。
肩の挙上は可能な事もあります。
よく間違われるのが、四十肩・五十肩があります。
受診時に「四十肩なんですけど…」、「五十肩だと思って…」と思ってくる方は少なくありません。
五十肩と違うところは、関節の拘縮(関節の動きが固くなること)が五十肩に比べて少ないことです。
また、 手を挙げる際に
・力が入らない肩
・肩の前上面でジョリジョリという音がする。
などの症状が肩板損傷、断裂に見られる症状です。
明らかな外傷によるものは半分ほどで、残りははっきりとした原因がなく、日常生活動作の中で、断裂が起きたりしています。
男性の右肩に多いことから、肩の使いすぎが原因と言われています。
断裂にも分類があり完全断裂と不全断裂があります。
若い年齢では、野球などの肩を使うスポーツで不全断裂が起こることがあります。
診察では、
・肩が挙上できるか?
・拘縮があるか?
・肩を挙上して肩峰の下で軋轢音があるか?
・棘下筋萎縮
があるか? を調べます。
軋轢音や棘下筋萎縮があれば、腱板断裂を疑います。
その場合、接骨院では近くの医療機関をご紹介していますので症状に心当たりのある方はご連絡ください!
※腱板断裂は、放置すると日常生活に大きな支障が出ることがあります。
また、自己判断で誤った処置をすると、かえって悪化させる場合もあります。
症状がある場合は、少しでも早く痛みが無く、健康に過ごすために「肩の専門医」での診察をおすすめします。
適切な診断と治療を受けることが、早く痛みを治す為の最善の選択だと思います!
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皆さんこんにちは!柔道整復師の飯田です!
東京オリンピックもいよいよ終盤ですね!日本人選手の活躍はとても励みになりますね。
今回紹介する疾患は、「脊柱管狭窄症」です。
脊柱管狭窄症は脊柱の脊柱管と呼ばれる部分で神経が様々な理由で圧迫される疾患です。
主な原因は…
・脊柱管に存在する黄色靭帯の肥厚
・椎体間にある椎間板が突出する椎間板ヘルニア
・加齢による骨の変形
※そもそも脊柱管って? →脊柱管は脊柱が連なってできるトンネル状の管で脊髄、椎間板、椎間関節、黄色靭帯で囲まれていて脊髄神経が通っています。
脊柱管狭窄症は加齢による骨の変形が原因で発生することが多いため、高齢者に多く発生します。
主な症状は…
・立ち仕事や歩行中に腰や足のシビレがある
・後ろにそる体制がキツい
・休憩なしで歩けない
・前かがみになると楽になる
※ただし、脊柱管に狭窄がある人全てに症状が現れる訳では無いので注意してください!
また、脊柱管狭窄症は発生する場所によって出現する症状が違います
・頚椎での発生(首の脊柱管狭窄症)
→手足のシビレや運動障害 例)字が書けない、ボタンがつけにくい、歩きにくい、など
・腰椎での発生(腰の脊柱管狭窄症)
→腰から下の痛み、歩いた時に腰から臀部や下肢にかけて痛みやシビレが出現するが休むと治まる 脊柱管狭窄症の症状の中で特徴的なものは間欠性跛行です。
歩いているとだんだん腰部から下肢にかけて痛みやシビレが現れてきますが、少し休むと治まりまた歩けるようになります。ただし、歩いているとまた、痛みやシビレが出現してきます。
また、脊柱管狭窄症の人はたっている時や歩いている時の姿勢が前かがみの事が多いです。
これは、狭くなり神経を圧迫している脊柱管を少しでも広げるためだと考えられています。
脊柱管狭窄症は神経の圧迫箇所によって大きく3種類に分類されます。
1、 馬尾型 脊柱管の中心部分が圧迫される場合。
両側下肢のシビレや痛み、冷感、排尿障害が起きます。 特に注意が必要なのは排尿障害です。この症状が見られた場合は早急な手術が必要なことが多いです。
2、 神経根型 馬尾神経が分岐したあとの神経根が圧迫される場合。
臀部から下肢にかけての痛みが出現し、多くは片側だけに発生します。
3、 混合型 馬尾型と神経根型の両方の症状が出現します。
脊柱管狭窄症の判断は主に神経学的検査と画像検査で行います。
・神経学的検査 →筋力、筋反射、皮膚の感覚を左右で調べて筋力低下、麻痺の有無を確認します。
・画像検査 →レントゲン、MRI、CTを使い、骨の並びや変形、バランスを確認します。
脊柱管狭窄症の治療は手術と保存療法に分けられますが、出現している症状によって総合的に判断することが大切です。
保存療法では、主にコルセットや姿勢改善、神経ブロック注射、薬物療法が行われます。
※薬物療法では狭窄によって圧迫されている神経への血液供給を行うための薬物が処方されます。
※神経ブロック注射とは、痛みが発生している神経の辺りに局所麻酔を注射することです。これにより、神経の過剰の興奮を抑制します。痛みの場所に効果を示すので薬物療法などと比べで全身への影響が少ないのがメリットです。
また、入院などは必要なく日帰りで行うことが出来ます。
今回紹介した症状に心当たりがある人は近くの医療機関にご相談ください!
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皆さんこんにちは 柔道整復師の飯田です!
梅雨も明けて気温の高い日が続いていますので、水分をしっかりとって熱中症には十分注意しましょう!
今回紹介するのは【疲労骨折】です。
疲労骨折は一回の外力で発生する通常の骨折とは異なり、同じ部位に一回では骨折を起こさない程度の小さな外力が繰り返し加わることによって骨に少しずつ負荷がかかり、骨にひびが入っていく骨折です。
金属疲労に似ていて、同じ動作の繰り返しによる筋肉の反復作用やジャンプなどによって生じる地面からの衝撃によって少しずつ骨膜反応が起こり、骨折が認められるようになります。
特に疲労骨折が発生しやすいのは下腿の骨である脛骨と腓骨、足の甲の骨の中足骨、胸郭を構成する肋骨などがあります。
原因の多くはスポーツで、短期的な集中トレーニングや練習環境の変化による練習量の増加によって発生します。
ほかにも筋力不足、技術不足、柔軟性不足、合わないシューズ、アンバランスな筋力、不適切な練習環境などの原因も考えられます。
また、競技によって疲労骨折が発生しやすい部位が異なります。これは競技によって特定の運動を多く行う傾向があるためだと考えられています。
・脛骨→マラソン、陸上、バスケットボール、バレーボール
・中足骨→陸上、バスケットボール、バレーボール、剣道
・肋骨→野球、ゴルフ
・有鈎骨→野球、ゴルフ、テニス
ここからは疲労骨折の中でも特に発生頻度の高い脛骨と中足骨を詳しく紹介していきます。
【脛骨の疲労骨折】
脛骨は下腿(膝から下の足)のある骨で、靭帯で二番目に長い骨です。
脛骨の疲労骨折は痛みの生じる部位によっていくつかのタイプに分類されます。
・疾走型疲労骨折(上)
脛骨の上3分の1に疼痛が発生します。 走る動作を多く行うスポーツ(マラソン、陸上)の競技者に多く発生します。
比較的治りやすく、しっかりと患部の安静を保っていれば2~3か月でスポーツ復帰できるといわれています。
・跳躍型疲労骨折
脛骨の中3分の1に疼痛が発生します。
バスケットボールやバレーボールなどジャンプを多く行うスポーツの競技者に好発します。
難治性で回復まで6ヶ月以上要するとこがある。
また、6ヶ月で必ず治る訳ではなく手術の適応になることがあります。
・後内側型疲労骨折(疾走型疲労骨折の下)
脛骨の下3分の1後内側に疼痛が発生します。
脛骨の疲労骨折で最も発生頻度が高く、様々なスポーツの競技者に好発します。
予後は基本的に良好で、2~3ヶ月の安静でスポーツ復帰できます。
脛骨の疲労骨折は安静にしていることで回復していきます。 また、筋肉の柔軟性を獲得するためにしっかりとストレッチを行うことが大切です。
特に大腿前面の筋肉(大腿四頭筋)、大腿後面の筋肉(ハムストリングス)、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋ヒラメ筋、腓骨筋、後脛骨筋)をしっかりのストレッチしましょう。
【中足骨の疲労骨折】
中足骨の疲労骨折はランニングやジャンプなどの繰り返しにより、足のアーチに自身の体重が繰り返しかかり発生します。
特に多いのは第3指(中指)の中足骨で、次いで第2指(人差し指)に多く発生します。
また、第5指(小指)の疲労骨折はジョーンズ骨折(下駄骨折)と呼ばれます。
ランニングや跳躍動作の多いスポーツ(サッカー、バスケットボール、バレーボール、マラソン、野球、剣道など)の競技者に発生しやすく、骨の成長期で運動の頻度の高い10歳代に多く発生します。
また、第2指の疲労骨折はポワントポジションを繰り返すバレエダンサーに多く発生します。
第5指のジョーンズ(下駄骨折)はサッカーやフットサルの競技者に多く発生します。
一般的に2ヶ月程度の運動の中止で、治ると言われていますが第5指(小指)のジョーンズ骨折(下駄骨折)は、難治性で治りが遅くギプスなどでの固定が推奨されます。
疲労骨折の回復には基本的に負傷部位に負担をかけないとこが大切です!
痛みや違和感を感じたら早めに医療機関を受診しましょう!
また、中之口いのまた接骨院では骨折を通常より4割ほど早く治す効果がある超音波骨折治療法(LIPUS)を取り扱っております! ご興味のある方はお気軽にご相談ください!
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柔道整復師の笠原です。
ついに!
7月ですね^^
もっともっと暑くなりそうな予感です、、、
マスクをつける2年目の夏。
こまめに水分補給をして熱中症には気をつけましょう!
今日は【足関節捻挫】と【RICE処置】についてお話しします!
まずは【足関節捻挫】についてお話しします。
捻挫と聞くと足首をイメージする方がほとんどだと思います。
なかには自分も捻挫をしたことがあるという人も多いはずです!
捻挫はいろいろな関節で発症することがありますが、
今日は発生頻度も認知度も高い足首の捻挫についてお話しします!
まず、捻挫とは、、
捻挫は文字通り関節が捻り(ひねり)挫く(くじく)ことをいいます。
骨と骨をつなぐ、関節周囲の靭帯や関節包が損傷した状態です。
これは、関節が正常な可動域を超えることで発生します。
足関節の捻挫では、足首を内側に捻って生じることが多いです。
その結果、外側の靭帯が耐えきれずに損傷してしまいます。
外側の靭帯にはいくつかありますが、
前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)が 最も損傷されやすい靭帯です。
外側のくるぶしの少し前、少し下にあります。
主な症状は、
・痛み
・腫れ
・内出血 になります。
また症状の強さでも3つに分けることができます。
・I度 痛み・腫れも軽く、靭帯が一時的に伸びている状態
・Ⅱ度 靭帯の一部が切れている状態
・Ⅲ度 靭帯が完全に切れていて、関節が不安定な状態
原因としては、
関節に非常に強い外力が加わり、正常な可動域を超えることで起こります。
スポーツ時や日常生活時などさまざまな場面で数多くみられます。
当院ではまず、受傷時の状態を詳しく聞かせていただきます。
どの方向に捻ったか、どう着いたかはとても重要です。
また、圧痛部位を確認したり、徒手検査で足首にストレスを加え、関節の緩みを見たりします。
捻挫治療は、
当院独自の手技とLIPUS(ライプス)を使うことで治癒を促進し、早期回復を目指します。
ここからは【RICE処置】についてお話しします。
捻挫をしてしまい、すぐに病院には行けない時、
自分や周りにいる方に応急処置をしてもらいましょう。
すぐにRICE処置を行うことで早期回復につながります。
RICEはそれぞれ4つの処置の頭文字をとったものになります。
・R (rest) 安静→運動は中止し、患部は動かさないようにしましょう。
・I (icing) 冷却→患部を冷やします。
血管が収縮するため、腫れや内出血を抑えます。
冷やしすぎには気をつけましょう。
・C (compression) 圧迫→患部にテープなどを巻き圧迫し、
腫れや内出血を抑えます。
圧迫をしすぎると神経を圧迫するので気をつけましょう。
・E (elevation) 挙上→患部を心臓よりも上にあげましょう。
心臓に血液が戻るため腫れを防げます。
⚠︎応急処置になります。処置後はすぐに医療機関を受診しましょう。
もしも捻挫をしてしまった時や家族や友達が捻挫をしてしまった時は、
今日のお話しを思い出してみてください!
ですが1番は怪我をしないことです!
ウォーミングアップ、クールダウンを忘れずにして怪我を予防しましょう!
それでは今日はこの辺で^^
中之口いのまた接骨院
〒 950-1341
新潟市西蒲区道上4702
025-375-2231
診療日 月曜~土曜
※土曜日も1日診療しています。
午前 8:30~12:00
午後 3:00~7:00
休診日 日曜祝日、木曜午後
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こんばんは!
柔道整復師の浅井です。
昨日、今日と凄い⚡️カミナリ⚡️ですね💦
昨日は高校野球の応援へ行こうと思っていたのですが、あいにくの雨で中止☔️
浅井家の愛犬の福ちゃんはカミナリの音で怯えて震えていました😅
大雨警報も出ている地域がありますので油断せず情報を確認しながら気をつけ過ごしましょう!!!
さて、本日は足底筋膜炎、足底腱膜炎についてお話ししていきます❗️❗️❗️
かかとの骨の内側底面にくっついている足底腱膜に繰り返し引っ張る力が加わりその付着部に腱膜炎や骨膜炎が生じてしまい痛みが出る疾患です。
また、腱の摩擦を軽減する作用のある滑液包と呼ばれる組織の炎症の場合もあります。
ではどんな動作で痛みがでるのか?
それは画像の赤い部分が
・立っている時に足裏の痛む
・歩いている時に足裏の痛む
特に中年の女性に発生する事が多いと言われていますがそれ以外の方にも発症します。
・原因は使いすぎや運動不足による柔軟性の低下
・足に合わない靴による柔軟性の低下
・骨格の歪み
・加齢による腱の変性
など様々な疾患などによる身体の組織の脆弱化も要因の一つとしてあります。
また、
この疾患はx線などでかかとの骨の底面に骨棘(一部の骨が棘状に変形したもの)を見る事が出来きるので症状に心当たりのある方は一度当院、もしくは他の医療機関を受診されることをお勧めします。
当院はこの様な症状に対して特別治療を行なっております✨✨
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スタッフ一同、お待ちしております(^^)
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皆さんこんにちは
柔道整復師の飯田です!
今回紹介するのは「有痛性外脛骨」です。
外脛骨は足根骨の一つである舟状骨の内側に存在する過剰骨のことです。
※過剰骨とは→本来はない余分な骨 外脛骨は10~20パーセントの確率で存在します。
多くの場合は内側のくるぶしの下に出っ張りがみられるだけでそのほかの症状は見
られません。
外脛骨があることは異常なことではなく、普通のことです。
この外脛骨に痛みを伴う場合を有痛性外脛骨といいます。 足の内側に痛み、腫れ(腫脹)、発赤があり、出っ張った外脛骨を押すと痛みが発生します。
運動場や歩行時、つま先立ちの時に痛みが発生しやすく、症状が悪化すると夜寝ている時も痛いことが(夜間痛が)あります。
有痛性外脛骨は若年者に多く見られるスポーツ障害で10~15歳の女性に多く発症しますが、成人になってから痛みが発生することも少なくありません。
サイズのキツめの靴を履いてするスポーツ(陸上、サッカー、バレー、剣道、野球)や、走る・止まる・跳躍するとが多い競技を行う人に発生しやすい傾向があります。
捻挫や体重増加、運動量の増加などが原因で疼痛が発生することもありますが、特に思い当たる原因がなく痛みを生じるようになることもあります。
外脛骨が存在する部位には後脛骨筋が付着しています。
後脛骨筋は足の内側縦アーチ(土踏まず)の形成に関与している筋肉で、この筋肉が正常に働かないとアーチが減少して土踏まずが低くなってしまい、偏平足といわれる状態になってしまいます。
有痛性外脛骨になってしまう人は扁平足になってしまっていることが多いです。
外脛骨はそれぞれの形態から大きく3つに分類されます。
・type①
→小さな外脛骨があり、舟状骨からは分している。外脛骨が後脛骨筋の中に埋まってしまっている。
・type②
→大きな外脛骨があり、外脛骨と舟状骨粗面が繊維性または繊維軟骨系に結合している。後脛骨筋の一部になってしまっている。
・type③
→外脛骨が舟状骨と癒合してひとつの骨になっている。外脛骨は足関節の内側に突起状になる。
この中で、最も痛みを生じやすい外脛骨はtype②です。
Type②は大きな外脛骨が繊維性、繊維軟骨性に舟状骨と繋がっているため、捻挫やスポーツでのストレスで負担がかかり結合部に亀裂が入ってしまうことが多いです。
有痛性外脛骨は安静にしていれば少しづつ症状が軽快しますが、完全に治るにはかなりの時間がかかります。
中之口いのまた接骨院では当院独自の治療法と、セルフケアで症状改善を行っていきます!
そのほか、姿勢矯正、産後骨盤矯正、成長痛治療などお身体のことでお悩みの方はお気軽に中之口いのまた接骨院にご相談ください!
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