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スポーツによる代表的な疾患 その六 オスグッド・シュラッター症候群
オスグッド・シュラッター症候群とは
スポーツをする子どもに見られる膝下の骨に痛みが出る症状です。
走る、飛ぶ動作の多いサッカーやバスケットボールなどのスポーツをする成長期の小学生から高校生に多く見られます。
スポーツ復帰の場合、一般的な治療期間は初期症状であっても試合形式などへの復帰まで平均約6週間かかり、症状が進行している場合は約13週、4ヶ月以上かかると言われています。
オスグッドの原因とは?
スポーツによるオーバーユース(使いすぎ)が原因です。
走る飛ぶ蹴るなどの動作によって膝の伸ばす動きをする「大腿四頭筋」が強く収縮し筋肉の付着部である膝の下の「脛骨粗面」を強く引っ張ります。
成長期には軟骨が骨に変わる期間であるため、この軟骨が引っ張る力に耐えられず剥がれてしまうことにより発症します。
場合によっては「剥離骨折」として診断されます。
オスグッド・シュラッター症候群の症状
症状としては、膝下の強い痛みです。
最初は痛みが弱いですが、徐々に悪化していくことが多く、重症のオスグッドでは、かなり強い痛みが伴います。
歩く・走る・階段を上るなどで痛みを感じやすく、症状が進行してしまうと何もしなくても痛みを感じるようになります。
また、熱感を持つ場合もあり、膝のお皿の下が盛り上がってしまう症状もあります。
この骨の盛り上がりは、症状が治まってもそのまま残ることが多いです。
またオスグッド・シュラッター症候群をそのまま放置してしまうと最終的に骨が剝がれてしまい遊離骨片として膝の中に残ってしまうと成人してからも歩行時痛を引き起こし、摘出手術になってしまう可能性があります。
もしお子様が膝の痛みを感じ訴えるようなことがありましたら、ご早めにご連絡ください。
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