こんにちは!
柔道整復師の浅井です。
本日は「腱板損傷」について、お話しをしていきたいと思います☺️
まず、肩甲骨に付着する回旋筋肩板
・棘上筋
・棘下筋
・小円筋
・肩甲下筋
が骨と骨にはさまれているという解剖学的位置関係と、腱板の加齢による変性がありますので、中年以降のに発症することが多いです。
40歳以上の男性に好発します。
発症年齢のピークは60代頃です。
症状として
・肩の運動痛
・夜間痛
を感じますが、病院への受診理由で1番多いのは夜間痛で睡眠がとれないことが受診理由として多いそうです。
肩の挙上は可能な事もあります。
よく間違われるのが、四十肩・五十肩があります。
受診時に「四十肩なんですけど…」、「五十肩だと思って…」と思ってくる方は少なくありません。
五十肩と違うところは、関節の拘縮(関節の動きが固くなること)が五十肩に比べて少ないことです。
また、 手を挙げる際に
・力が入らない肩
・肩の前上面でジョリジョリという音がする。
などの症状が肩板損傷、断裂に見られる症状です。
明らかな外傷によるものは半分ほどで、残りははっきりとした原因がなく、日常生活動作の中で、断裂が起きたりしています。
男性の右肩に多いことから、肩の使いすぎが原因と言われています。
断裂にも分類があり完全断裂と不全断裂があります。
若い年齢では、野球などの肩を使うスポーツで不全断裂が起こることがあります。
診察では、
・肩が挙上できるか?
・拘縮があるか?
・肩を挙上して肩峰の下で軋轢音があるか?
・棘下筋萎縮
があるか? を調べます。
軋轢音や棘下筋萎縮があれば、腱板断裂を疑います。
その場合、接骨院では近くの医療機関をご紹介していますので症状に心当たりのある方はご連絡ください!
※腱板断裂は、放置すると日常生活に大きな支障が出ることがあります。
また、自己判断で誤った処置をすると、かえって悪化させる場合もあります。
症状がある場合は、少しでも早く痛みが無く、健康に過ごすために「肩の専門医」での診察をおすすめします。
適切な診断と治療を受けることが、早く痛みを治す為の最善の選択だと思います!
中之口いのまた接骨院
〒 950-1341
新潟市西蒲区道上4702
025-375-2231
診療日 月曜~土曜
※土曜日も1日診療しています。
午前 8:30~12:00
午後 3:00~7:00
休診日 日曜祝日、木曜午後
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皆さんこんにちは!柔道整復師の飯田です!
東京オリンピックもいよいよ終盤ですね!日本人選手の活躍はとても励みになりますね。
今回紹介する疾患は、「脊柱管狭窄症」です。
脊柱管狭窄症は脊柱の脊柱管と呼ばれる部分で神経が様々な理由で圧迫される疾患です。
主な原因は…
・脊柱管に存在する黄色靭帯の肥厚
・椎体間にある椎間板が突出する椎間板ヘルニア
・加齢による骨の変形
※そもそも脊柱管って? →脊柱管は脊柱が連なってできるトンネル状の管で脊髄、椎間板、椎間関節、黄色靭帯で囲まれていて脊髄神経が通っています。
脊柱管狭窄症は加齢による骨の変形が原因で発生することが多いため、高齢者に多く発生します。
主な症状は…
・立ち仕事や歩行中に腰や足のシビレがある
・後ろにそる体制がキツい
・休憩なしで歩けない
・前かがみになると楽になる
※ただし、脊柱管に狭窄がある人全てに症状が現れる訳では無いので注意してください!
また、脊柱管狭窄症は発生する場所によって出現する症状が違います
・頚椎での発生(首の脊柱管狭窄症)
→手足のシビレや運動障害 例)字が書けない、ボタンがつけにくい、歩きにくい、など
・腰椎での発生(腰の脊柱管狭窄症)
→腰から下の痛み、歩いた時に腰から臀部や下肢にかけて痛みやシビレが出現するが休むと治まる 脊柱管狭窄症の症状の中で特徴的なものは間欠性跛行です。
歩いているとだんだん腰部から下肢にかけて痛みやシビレが現れてきますが、少し休むと治まりまた歩けるようになります。ただし、歩いているとまた、痛みやシビレが出現してきます。
また、脊柱管狭窄症の人はたっている時や歩いている時の姿勢が前かがみの事が多いです。
これは、狭くなり神経を圧迫している脊柱管を少しでも広げるためだと考えられています。
脊柱管狭窄症は神経の圧迫箇所によって大きく3種類に分類されます。
1、 馬尾型 脊柱管の中心部分が圧迫される場合。
両側下肢のシビレや痛み、冷感、排尿障害が起きます。 特に注意が必要なのは排尿障害です。この症状が見られた場合は早急な手術が必要なことが多いです。
2、 神経根型 馬尾神経が分岐したあとの神経根が圧迫される場合。
臀部から下肢にかけての痛みが出現し、多くは片側だけに発生します。
3、 混合型 馬尾型と神経根型の両方の症状が出現します。
脊柱管狭窄症の判断は主に神経学的検査と画像検査で行います。
・神経学的検査 →筋力、筋反射、皮膚の感覚を左右で調べて筋力低下、麻痺の有無を確認します。
・画像検査 →レントゲン、MRI、CTを使い、骨の並びや変形、バランスを確認します。
脊柱管狭窄症の治療は手術と保存療法に分けられますが、出現している症状によって総合的に判断することが大切です。
保存療法では、主にコルセットや姿勢改善、神経ブロック注射、薬物療法が行われます。
※薬物療法では狭窄によって圧迫されている神経への血液供給を行うための薬物が処方されます。
※神経ブロック注射とは、痛みが発生している神経の辺りに局所麻酔を注射することです。これにより、神経の過剰の興奮を抑制します。痛みの場所に効果を示すので薬物療法などと比べで全身への影響が少ないのがメリットです。
また、入院などは必要なく日帰りで行うことが出来ます。
今回紹介した症状に心当たりがある人は近くの医療機関にご相談ください!
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皆さんこんにちは 柔道整復師の飯田です!
梅雨も明けて気温の高い日が続いていますので、水分をしっかりとって熱中症には十分注意しましょう!
今回紹介するのは【疲労骨折】です。
疲労骨折は一回の外力で発生する通常の骨折とは異なり、同じ部位に一回では骨折を起こさない程度の小さな外力が繰り返し加わることによって骨に少しずつ負荷がかかり、骨にひびが入っていく骨折です。
金属疲労に似ていて、同じ動作の繰り返しによる筋肉の反復作用やジャンプなどによって生じる地面からの衝撃によって少しずつ骨膜反応が起こり、骨折が認められるようになります。
特に疲労骨折が発生しやすいのは下腿の骨である脛骨と腓骨、足の甲の骨の中足骨、胸郭を構成する肋骨などがあります。
原因の多くはスポーツで、短期的な集中トレーニングや練習環境の変化による練習量の増加によって発生します。
ほかにも筋力不足、技術不足、柔軟性不足、合わないシューズ、アンバランスな筋力、不適切な練習環境などの原因も考えられます。
また、競技によって疲労骨折が発生しやすい部位が異なります。これは競技によって特定の運動を多く行う傾向があるためだと考えられています。
・脛骨→マラソン、陸上、バスケットボール、バレーボール
・中足骨→陸上、バスケットボール、バレーボール、剣道
・肋骨→野球、ゴルフ
・有鈎骨→野球、ゴルフ、テニス
ここからは疲労骨折の中でも特に発生頻度の高い脛骨と中足骨を詳しく紹介していきます。
【脛骨の疲労骨折】
脛骨は下腿(膝から下の足)のある骨で、靭帯で二番目に長い骨です。
脛骨の疲労骨折は痛みの生じる部位によっていくつかのタイプに分類されます。
・疾走型疲労骨折(上)
脛骨の上3分の1に疼痛が発生します。 走る動作を多く行うスポーツ(マラソン、陸上)の競技者に多く発生します。
比較的治りやすく、しっかりと患部の安静を保っていれば2~3か月でスポーツ復帰できるといわれています。
・跳躍型疲労骨折
脛骨の中3分の1に疼痛が発生します。
バスケットボールやバレーボールなどジャンプを多く行うスポーツの競技者に好発します。
難治性で回復まで6ヶ月以上要するとこがある。
また、6ヶ月で必ず治る訳ではなく手術の適応になることがあります。
・後内側型疲労骨折(疾走型疲労骨折の下)
脛骨の下3分の1後内側に疼痛が発生します。
脛骨の疲労骨折で最も発生頻度が高く、様々なスポーツの競技者に好発します。
予後は基本的に良好で、2~3ヶ月の安静でスポーツ復帰できます。
脛骨の疲労骨折は安静にしていることで回復していきます。 また、筋肉の柔軟性を獲得するためにしっかりとストレッチを行うことが大切です。
特に大腿前面の筋肉(大腿四頭筋)、大腿後面の筋肉(ハムストリングス)、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋ヒラメ筋、腓骨筋、後脛骨筋)をしっかりのストレッチしましょう。
【中足骨の疲労骨折】
中足骨の疲労骨折はランニングやジャンプなどの繰り返しにより、足のアーチに自身の体重が繰り返しかかり発生します。
特に多いのは第3指(中指)の中足骨で、次いで第2指(人差し指)に多く発生します。
また、第5指(小指)の疲労骨折はジョーンズ骨折(下駄骨折)と呼ばれます。
ランニングや跳躍動作の多いスポーツ(サッカー、バスケットボール、バレーボール、マラソン、野球、剣道など)の競技者に発生しやすく、骨の成長期で運動の頻度の高い10歳代に多く発生します。
また、第2指の疲労骨折はポワントポジションを繰り返すバレエダンサーに多く発生します。
第5指のジョーンズ(下駄骨折)はサッカーやフットサルの競技者に多く発生します。
一般的に2ヶ月程度の運動の中止で、治ると言われていますが第5指(小指)のジョーンズ骨折(下駄骨折)は、難治性で治りが遅くギプスなどでの固定が推奨されます。
疲労骨折の回復には基本的に負傷部位に負担をかけないとこが大切です!
痛みや違和感を感じたら早めに医療機関を受診しましょう!
また、中之口いのまた接骨院では骨折を通常より4割ほど早く治す効果がある超音波骨折治療法(LIPUS)を取り扱っております! ご興味のある方はお気軽にご相談ください!
中之口いのまた接骨院
〒 950-1341
新潟市西蒲区道上4702
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診療日 月曜~土曜
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こんにちは。新潟市西蒲区中之口いのまた接骨院
院長の猪股です。
今回は、
『頸椎交感神経症候群(バレ・リュー症候群)』について
詳しくお話しさせていただこうと思います。
「首を痛めた(むちうち症など)後、レントゲン検査やMRIなどの画像診断を受け
『骨に異常なし』と診断されたが、時間が経つにつれ、頭痛やめまいなど様々な
不快な症状がでてきた」
…これは、首の損傷により自律神経(交感神経・副交感神経)が刺激され、
バランスがくずれることにより発症される
≪バレ・リュー症候群≫と言われる自律神経機能障害です。
1.バレ・リュー症候群とは?
1925年にフランスのバレ、1928年にその門下生のリューが
「頸部の疾患・外傷でありながら、頭部や顔面に顕著な自覚症状を訴える例があり、
これらの症状が頸部の交感神経と密接な関係を持つ」と発表したのが始まりです。
その発症原因には頸部交感神経緊張亢進説、椎骨動脈循環障害説、脳幹障害説、
頸部軟部組織緊張亢進説…など多数の説が存在しており、定説は確立されてはいません。
2.バレ・リュー症候群の主な症状
①頭痛②めまい③耳鳴り、耳詰まり感④眼のかすみ、精疲労⑤動悸、息切れ
⑥上肢のしびれ⑦倦怠感…など、多種多様な症状が現れます。
ただし、これらの特徴的症状は、受傷直後ではなく2~4週間ほど経過してから
現れることが通例とされているようです。
この記事は、国家資格者の柔道整復師 院長
猪股真澄が監修しています。
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