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鵞足炎

2021.10.25 | Category: 院長、スタッフの日記

皆さんこんにちは!柔道整復師の飯田です。

 

とても寒い日が続いていますが皆さんは体調を崩していませんか?

10月も後半に入ったので、外出時は寒さ対策を忘れずに行い体調を崩さないように気を付けてください!

 

 

今回紹介するのは「鵞足炎」です。

 

鵞足炎は膝関節の内側の少し下に炎症が発生して痛みが生じる疾患です。

 

鵞足炎で炎症が発生する部分は「鵞足」と呼ばれます。

鵞足は縫工筋・薄筋・半腱様筋の三つの筋肉が、すねの骨(脛骨)に付着している部分です。

その外見がガチョウの足に似ていることから「鵞足」と名付けられました。

 

鵞足は三つの筋肉が一か所に付着しているので構造的に、とても負担がかかりやすくなっています。

 

 

鵞足炎の主な症状は鵞足の痛みです。

 

その他にも・・・

・圧痛

・運動後の痛み

・鵞足部の腫れ

・鵞足部の熱感

などの症状がみられます。

 

また、症状が進行し悪化してしまうと安静時にも痛みが発生します。

上記の通り、鵞足は縫工筋・薄筋・半腱様筋も三つの筋肉が付着する場所です。この三つの筋肉は膝関節の曲げ伸ばしや膝から下を外側に捻る動きの時に使われます。

この時に鵞足部に摩擦ストレスや伸長ストレスがかかり炎症がおきて鵞足炎になってしまします。

このため、鵞足炎は膝関節の曲げ伸ばしやひねりの動作を多く行うスポーツの競技者に多く発生します。

なかでも膝関節の曲げ伸ばしを多く行うランニングや急な方向転換を行い、膝関節を捻る動作が多いバスケットボール、サッカーなどのスポーツの競技者は鵞足炎の発生率が高い傾向がみられます。

 

鵞足炎はスポーツによるオーバーユース(使いすぎ)だけでなく、鵞足を構成する三つの筋肉の柔軟性が失われてしまったり、運動時のフォームが不適切で膝関節に大きな負担がかかってしまった場合も発生しやすいです。

 

当院では鵞足部の痛みや、症状が発生する動作を聞きとり、徒手検査法を用いて運動学・解剖学的根拠に基づき鵞足炎の原因を究明していきます。

また鵞足炎は再発する可能性が非常に高い疾患なので、当院では鵞足炎が再発してしまわないように運動指導や負担の大きいフォームの改善も指導させていただきます。

 

スポーツによるケガは早期に治療することで重症化を防ぎ、早期回復が見込めます。

 

もし、上記のような症状に心当たりのある方はお気軽に中之口いのまた接骨院にご相談ください!

中之口いのまた接骨院
〒 950-1341
新潟市西蒲区道上4702
025-375-2231

診療日 月曜~土曜
    ※土曜日も1日診療しています。

    午前 8:30~12:00
    午後 3:00~7:00

休診日 日曜祝日、木曜午後

腰痛、肩痛、膝痛、交通事故、むちうち、スポーツのケガ、スポーツ障害なら!
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猫背

2021.10.09 | Category: 院長、スタッフの日記

皆さんこんにちは!柔道整復師の飯田です!

 

あっという間に10月です! 日中の日差しは強く暖かいので過ごしやすいですが、朝晩は冷え込んでいます。

寒暖差が激しいので体調には充分気をつけて過ごしてください!

 

中之口いのまた接骨院は開業11周年を迎えることが出来ました!

皆様のご厚情に心より感謝申し上げます。今後ともいのラボグループをよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

今回紹介するのは「猫背」です。

 

・鏡を見たときに姿勢が気になる

 

・家族に姿勢が悪いと注意される

 

 

このようなお悩みをお持ちの方は多いと思います。

 

猫背になってしまう原因には諸説ありますが、多くは姿勢を保ち支える「インナーマッスル」が原因だと言われています。

 

近年、健康番組などで多く取り上げられているインナーマッスルですが、みなさんはどのようなものかご存知ですか?

 

人間の筋肉はアウターマッスルとインナーマッスルの2つに分類されます。

 

上腕二頭筋の力こぶや、シックスパックの腹筋は身体の表面にある筋肉はアウターマッスルに分類されます。

アウターマッスルは筋トレで鍛えることのできる筋肉で鍛えれば鍛えるほど力が増していきます。ボディビルダーの方のムキムキの筋肉はアウターマッスルです。

また、アウターマッスルは自分自身の意思で動かすことのできる筋肉です。

 

 

これに対してインナーマッスルは身体の深層にある筋肉です。

インナーマッスルは主に姿勢を支える働きを無意識下で行っています。立っているときや、座っている時もずっとです。 人間が生活している上で常に使い続けられている筋肉なので、インナーマッスルはとても持久力に優れた筋肉なのです。

 

しかし、現代人の多くはこのインナーマッスルがとても弱いと言われています。

それは、昔に比べて生活が便利になったからです。

皆さんも会社への出勤やショッピングモールでの買い物中の移動など車やエスカレーター、エレベーターを使用しませんか?

こうした、歩いたり階段を昇り降りしなくても移動できる便利な物が普及している現代社会では、インナーマッスルを日常的に使う機会が減り、少しずづつ衰えてしまっていったのです。

 

 

現代社会ではインナーマッスルが衰えたことで、姿勢が支えられなくなり猫背や巻き肩、ストレートネックと姿勢不良の人が増え続けています。

また、インナーマッスルはアウターマッスルのように筋力トレーニングで集中して鍛えることが難しく、鍛えるのに長い年月がかかってしまいます。

もちろん通常の筋トレでも鍛えられないわけではありません。

体幹トレーニングといったインナーマッスルを重点的に鍛えるトレーニングも存在します。

 

 

インナーマッスルが衰えて弱くなると姿勢不良だけでなく、肩こりや腰痛、頸部痛といった様々な症状が現れやすくなってしまいます。

また、体を支えることが出来なくなってしまうので転倒のリスクも増加します。

 

高齢者の転倒は骨折の可能性が非常に高くなるので、未来のことを考えて早めにインナーマッスルを強化することをお勧めします!

 

 

中之口いのまた接骨院では姿勢不良の改善はもちろん!インナーマッスルを短期間で効率よく、20分間横になっているだけで鍛えることのできる【楽トレ】も取り扱っております! ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください!!

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2021.10.07 | Category: 院長、スタッフの日記

みなさんこんにちは!

柔道整復師の笠原です^_^

 

だいぶ涼しくなってきました。

朝と夜は寒いくらいで、朝布団から出るのが嫌になってきました、、、

少し前までセミも鳴いてあんなに暑かったのに、

急に涼しくなると 身体が追いつかず体調を崩しやすいのでお気をつけくださいね!

 

さて今日は【母指CM関節症(ぼししーえむかんせつしょう)】についてお話しします。

 

まず母指CM関節の場所になります。

これは手の親指の付け根の関節、ここがCM関節と呼ばれています。

この関節が柔軟に動くため、物をつまむ、握るといった動作が可能になっています。

 

この関節に生じる変形性関節症の一種が、 母指CM関節症になります。

 

まず、母指CM関節症は

・親指を良く使う人

・更年期以降(40〜70歳)

・女性

 

このような人がなりやすいと言われています。

 

 

原因としては

加齢や指の使いすぎによって 親指の付け根の骨と骨の間にある関節軟骨がすり減り、

骨同士の摩擦が起こることで痛みが発生しています。

 

女性に多い原因としては、ホルモンが関係しています。

更年期の女性は閉経を迎え、卵胞ホルモンとも呼ばれる 『エストロゲン』が減少していきます。

エストロゲンの役割として、

女性らしい身体を作る他に、 腱や関節を柔軟に保つ役割を持っています。

そのため、エストロゲンが少なくなる更年期以降は、 関節の炎症が起きやすい時期になります!

 

また、原因不明と言うことも少なくはありません。

 

症状は、

・物をつまむと痛い

・ビンの蓋を開けると痛い

・親指に力を入れると痛い

 

などの症状があります。

 

なにも治療せず、進行すると 親指の付け根付近膨らみ、指が開きにくくなります。

 

さらに進行すると、

親指の指先の関節が曲がり、手首の関節が反り返る

『白鳥の首(スワンネック)変形』が起こる場合もあります。

 

 

当院では、親指の付け根の関節(CM関節)に腫れや痛みがあるか、

どの動作で痛みが出るかなど検査によって、母指CM関節症と判断します。

また、腱鞘炎やリウマチによる関節炎と似ているため、 区別するために、

病院にてレントゲンを撮っていただく場合もあります。

 

治療法は3つあります。

1. 保存療法

2. ステロイド注射

3. 手術

 

当院では保存療法を行なっております。

患者様ひとりひとりに合った施術を見つけ、施術を行なっていきます。

症状によっては手術可能な医療機関を紹介し、

患者様が安心して治療していけるよう心がけています。

 

親指や、手の動きは日常生活では欠かせないため、

少し時間が経っても症状が変わらない、又は悪化するようであれば、

進行する前に、早めの受診をおすすめします。

 

その他手の症状でお困りの方、何か身体のことでお悩みがある方、 お気軽にお問い合わせ下さい!

 

それでは今日はこの辺で^_^

 

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2021.09.18 | Category: 院長、スタッフの日記

みなさんこんにちは!柔道整復師の飯田です!

 

17日から県立施設の休止とそれに伴った県立学校の部活動の休止が解除されましたね!

学生の皆さんはケガに気を付けて頑張ってください!!

 

 

今回紹介する疾患は【手根管症候群】です!

 

手根管症候群は主に手の痛みや痺れ感を訴える疾患です。

 

手根管とは手首の部分(手関節)にある骨(手根骨)と横手根靭帯(屈筋支帯)で構成されたトンネルのことで、このトンネルには正中神経と指を曲げる(屈曲する)腱が9本通ります。

 

○手根管を構成するもの

・大菱形骨

・舟状骨

・月状骨

・三角骨

・豆状骨

・横手根靭帯(屈筋支帯)

 

 

○手根管を通過するもの

・正中神経

・浅指屈筋腱(4本)

・深指屈筋腱(4本)

・長母指屈筋腱

(・橈側手根屈筋腱)

 

 

手根管症候群では手根管内を走行する正中神経が何らかの原因で障害を受けて痛みや痺れが発生します。

 

正中神経が障害を受ける原因は

 

・手関節付近の骨の骨折

・リウマチの滑膜炎によって手根管内圧が上昇し正中神経の圧迫してしまう

・妊娠、糖尿病、アミロイドーシス、腎疾患、痛風などによるホルモンバランスの変化や、代謝疾患

・ガングリオンなどの腫瘤による正中神経の圧迫

 

などが挙げられますが、発生原因で最も多いのは原因不明の滑膜炎による手根管内圧の上昇によって正中神経が圧迫を受けるものが多いといわれています。

 

また、手根管症候群は中年以降の女性に多く発生します。

理由はいくつかありますが、妊娠や出産、閉経などによるホルモンバランスの変化の影響が大きいといわれています。

その他、女性は家事や育児で手をよく使うので手根管症候群を発症しやすいとも言われています。

 

手根管症候群の症状は、急性期では痛み、痺れが出現します。

この痛み、痺れは明け方に強く、痛みで目を覚ますこともあります。

時間経過とともに症状は軽快します。

また、手を振ったりすると一時的に症状が軽快することもあります。

 

痛みや痺れは正中神経の支配領域に現れます。

親指(母指)、人差し指(示指)、中指(中指)、薬指(環指)の内側が正中神経の支配領域です。

 

手根管症候群を発症している方の多くは「手が痛い、痺れる」とゆう訴えをしますが、細かく調べてみると上記の支配領域のみに症状が現れています。

 

症状が悪化してくると親指(母指)の付け根(母指球)の筋肉がやせ細ってきてきます。

このような状態になってしまうと親指(母指)と人差し指(示指)で「まる(OKサイン)」を作れなくなってしまいます。

 

また、筋肉が弱ってしまうので縫い物などの細かい動きができにくくなってしまいます(巧緻運動障害)。

 

手根管症候群の検査ではチネル徴候やファレンテストなどが行われます。

 

・チネル徴候

手根管の部分を打腱器などでたたくと、正中神経の支配領域に痺れや痛みが出現します。

 

・ファレンテスト

手首の関節(手関節)を手のひら側に直角に曲げて両手の甲を合わせます。

しばらくして痛みの悪化。痺れの出現がみられたら陽性です。

 

 

手根管症候群を発症している方の多くは痛みや痺れがあっても日常生活に大きな支障がないからという理由で医療機関を受診せず、放置している人が多いです。 しかし、手根管症候群は放置して症状が悪化してしまうと次第に日常生活にも影響が出てきます。また、症状が悪化してしまってから治療を行っても完全に回復することが難しいパターンも多くみられます。

今回紹介した症状に少しでも心当たりのある方は早めにお近くの医療機関を受診してください!

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【強剛母指】

2021.09.30 | Category: 院長、スタッフの日記

 

みなさんこんにちは!

柔道整復師の笠原です!

 

最近いのまた接骨院の駐車場のあたりに栗が落ちていて、 あぁ秋だなと感じます!

秋晴れも多く過ごしやすい日にちが多かったですね。

しかし台風が近づいてきているので、晴れもいつまで続くか、、、

被害が出ないことを祈ります。

 

また、東京など緊急事態宣言が今日解除されます。

少しずつ減ってきていますが、緊急事態宣言解除後は増える傾向にあるので、

ひとりひとりの気の引き締めが必要ですね!

 

ワクチンを打った方が増え、副反応が大変だった、

何もなかったなど 患者様とお話をしていると反応が人それぞれなので、

これからワクチンを打つ身としてはドキドキします、、、

 

早くコロナのない世の中になって、たくさん旅行に行きたいです^_^

 

お話はこんなところにして、

 

今日は【強剛母指(きょうごうぼし)】についてお話しします!

 

これは乳幼児に起こる手の親指が曲がったまま伸びないような疾患になります。

2〜3歳でお母さんが発見して接骨院や整形外科などを受診することが多いです。

また、6歳を過ぎて受診する方もいます。

 

症状としては、 手の親指の第1関節が曲がったまま伸びなくなります。

親指の付け根の部分にしこりができることがありますが、

これは押しても痛くないのが特徴です。

 

 

はっきりとした原因は不明ですが、

病態としては、 指を曲げる腱は腱が浮かないよう抑える

靭帯性腱鞘(じんたいせいけんしょう)と呼ばれる トンネルの下を通っています。

 

腱が靭帯性腱鞘の出口付近で太くなり、

トンネルの中に入れなくなることで、 指が曲がらないといった症状が見られます。

また、先天性に指を伸ばす伸筋腱がない場合もあります。

 

詳しく検査をするためには、整形外科を受診し、 保存療法で治るものや、

手術によって靭帯性腱鞘のトンネルを切り、 腱の通りを良くするものがあります。

 

小学生くらいになると、手術をすることが多いので、 一度早めの受診をおすすめします。

 

また、もう一つ【強剛母趾(きょうごうぼし)】というものがあります。

 

何が違うの?とおもいますが、 良く見てみると漢字が違います。

指と趾になっています。

どちらも指という意味ですが、手か足かを指します。

 

強剛母趾は、 足の親指の付け根の部分の関節に痛みと腫れが出るものです。

原因ははっきりとしていませんが、 骨の表面を覆う軟骨がすり減り、

変形性関節症を起こしていることで、 痛みや腫れが見られます!

 

こちらも治療としては保存療法と手術療法があります。

一度お近くの接骨院や整形外科の受診をおすすめします。

 

このような症状でお困りの方、他の症状でお困りの方も、 お気軽にお問い合わせ下さい!!!

 

それでは今日はこの辺で^_^

 

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へバーデン結節

2021.09.25 | Category: 院長、スタッフの日記

皆さんこんにちは!柔道整復師の飯田です。

 

9月も後半に入りましたが、皆さん体調など崩していないでしょうか?

いのラボグループでは『楽トレ体験WEEK』と題してインナーマッスルを鍛える事の出来る【楽トレ】の初回検査を、ワンコインで行う事の出来るキャンペーンを9月末まで行っております!

どうしても運動不足になってしまうこれからの時期、インナーマッスルを鍛えることで、ケガ無く健康に過ごしましょう!

ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください!

 

 

今回紹介する疾患は「へバーデン結節」です!

 

指の第1関節の背側にできる膨らみの事を指します。

また、膨らみだけでなく第1関節の変形も発生します。

 

中年以降の女性に多く見られる疾患で、関節リウマチだと思って来院される方が多くみられます。

 

※ここでは遠位指節間関節(DIP関節)を第1関節と表記させていただきます。

 

1802年にこの病気を報告したイギリスの医師 ウィリアム・へバーデンの名にちなんでヘバーデン結節という名前が付けられました。

 

へバーデン結節は変形性関節症の一種です。

 

※変形性関節症とは関節の表面を覆う関節軟骨の老化や摩耗によって、骨に直接負担がかかってしまい徐々に骨が変形してしまう疾患の総称

 

 

〇へバーデン結節の症状

 

・指先に力が入らない

・第1関節の痛み

→痛みの程度によって手を握ることが困難な場合もある

・第1関節の動きの悪化

・第1関節の周辺の赤い腫れ

・第1関節の変形  

→変形の程度には個人差があり、全員が強い変形をするわけではない

 

第1関節の付近に小さな水ぶくれのような半透明なでっぱりができる事があります。

これをミューカシスト(粘液嚢腫)といいます。

 

 

へバーデン結節が発生する原因は不明です。 ですが、40歳以降の女性に多く発生する傾向があります。このため、発症に女性ホルモンのバランス変調やストレス、ストレスを感じやすい環境・体質が発症に関係しているのではないかと考えられています。

 

また、手を多く使う人は発生頻度が高くなる傾向があります。

 

へバーデン結節で明確な遺伝性は証明されていませんが、母娘、姉妹での発生が多いためご家族にヘバーデン結節の症状がみられた方は指先に過度な負担をかけないよう注意してください!

 

 

へバーデン結節の鑑別疾患として関節リウマチやブシャール結節があります。

これらはヘバーデン結節とは、痛みの場所が違うのでしっかりと検査を行うことで発見することができます。

 

ヘバーデン結節の症状は一般的に数か月~数年で軽快することが多いです。

ただし、変形した関節はもとには戻りません。なので、早期に発見することが大切です。

 

早期に発見した時は第1関節に発生している炎症を鎮めるためにアイシングを行いましょう。しっかりと対処することで早期改善・早期回復が見込めます。

 

 

今秋紹介した症状に心当たりがある人はお早やめにお近くの医療機関にご相談ください!

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【キーンベック病】

2021.09.16 | Category: 院長、スタッフの日記

みなさんこんにちは!!

柔道整復師の笠原です!

 

稲刈りの季節ですね!!

あちらこちらで稲刈りをしている様子が見られて秋だな〜と感じる季節になりました🍁

栗ご飯、さんま、さつまいも🍠!!

美味しいのがいっぱいで嬉しいです^_^

確実に『食欲の秋』です、、、。

ちょっと食べ過ぎには気をつけないといけないですね。

 

 

また、コロナの特別警報で新潟県の施設が使えない様な状況で、

中高生の部活が停止になっていた期間が今日で解除になりました。

 

今まで休んでいて急に部活を始めると、怪我をするリスクが大きいです。

しっかりとウォーミングアップとストレッチをして

部活動などスポーツをする様にしましょう!!

 

 

それでは、今日は【キーンベック病】についてお話しします。

 

キーンベック病、、、

あまり聞かない名前ですね。

 

 

キーンベック病は別名、

月状骨軟化症(げつじょうこつなんかしょう)とも呼ばれています。

 

この疾患は、手首にある8つの手根骨のうち『月状骨』と呼ばれる骨が

潰れて、扁平化してしまうものになります。

 

この手根骨は一つ一つが小さい骨で、

8つの骨が集まって手のひらの手首に近い部分を構成しています。

そのうち月状骨は手首の真ん中辺りににある骨で、

手首の運動の際になくてはならない骨になります。

 

この月状骨が潰れて症状がでます。

 

なりやすい人の特徴としては、手をよく使う仕事の人に起こりやすいです。

なので、大工や調理師といった職業に多か見られます。

年齢は青壮年の方に多く、

明らかな外傷や職歴のない女性や、高齢者にも見られることがあります。

 

症状としては、

・手を使った後に痛みが出る

・手を使った後に腫れる

→その結果手首の動きが悪くなり、握力の低下も見られることがあります。

 

原因としては、

月状骨はもともと血流が乏しい環境にあり、それに加えて何かがきっかけとなり、

血液障害が起きることにより、月状骨への血液供給が低下し症状がでます。

 

検査としては、手首の痛みや腫れ、握力の低下などの症状の他、

レントゲンやMRIを病気にて撮っていただくことがあります。

 

キーンベック病ではステージ1〜ステージ4まで病期があり、

レントゲンや、MRIでは、キーンベック病の病期を把握することができます。

 

当院では、問診の上もう少し詳しい検査をするために整形外科や、総合病院などへ紹介致します。

 

もしこの様な症状でお困りの方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせ下さい!!

 

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肘内障

2021.09.06 | Category: 未分類,院長、スタッフの日記

こんにちは!

柔道整復師の浅井です!

本日は小さいお子様が普段の生活で起こりうる肘の疾患についてご紹介したいと思います。

 

お子様と手を繋いで歩いていてお子様が突然勢いよく走り出し、思いがけず、腕を引っぱってしまう様な場面は子育ての際によくあることです。

 

このような動作が原因で、お子様の片腕が急に動かさなくなることがあります。

 

「腕が抜けた…」

 

「肘が抜けた…」

 

などと感じる様な状態です。

 

あまり知られていませんが、

決して珍しくはない疾患が肘内障(ちゅうないしょう)と呼ばれる疾患です。

 

肘内障は肘関節を構成する 橈骨頭(とうこつとう)が 輪状靭帯(りんじょうじんたい)から 外れかかる亜脱臼を起こした状態です。

では、どの年齢に多いのかと言いますと

輪状靭帯が発達していない 5歳以下のお子さんに多い疾患です。

肘内障の約50%はお子さんの手を引っ張った際に起こります。

その他50%は

・お子様が転んで手をついたとき

・腕をひねったとき

・肘を打ったとき

・洋服を勢いよく脱がせたとき

など、様々な受傷機転があります。

それでは、どの様な症状が出るのか?

・痛がって腕を動かせなくなるため、片腕をだらんと下げた状態になる。

施術に関して、

「肘内障」比較的簡単に整復することができ、麻酔を必要としません。

整復し、関節が元に戻ると、お子様は痛かったことを忘れたかのようにすぐに肘を曲げたりして、手を使うようになります。

しかし、再負傷の可能性もありますので整復後はしばらく様子を見ておく事が大事になります。

当院では、近隣の整形外科と連携して治療を行いますのでご安心してご連絡、ご相談下さい!

 

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上腕骨顆上骨折

2021.09.04 | Category: 院長、スタッフの日記

みなさんこんにちは!柔道整復師の飯田です!

 

新潟県は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、県立の公共施設の休止とそれに伴う県立学校の部活動の休止を発表しました。

今まで続けてきた運動や部活動が急にできなくなって不安な人も多いのではないでしょうか。

 

落ち込んでいてもしょうがありません!!

この期間を有効活用し体の状態を万全にしたり更なるパフォーマンスアップをしましょう!

 

いのラボグループのはり灸院・接骨院ではスポーツ外傷の施術を行っております!

また、いのラボグループのジムではジュニアアスリートプログラムでスポーツを頑張る方たちのパフォーマンスアップをお手伝いしています!

 

興味のある方はお気軽にご相談ください!

 

 

今回紹介するのは「上腕骨顆上骨折」です。

 

 

〇上腕骨ってなに?

 

上腕骨は肩から肘までの二の腕の部分にある骨で、前腕の骨の橈骨、尺骨とともに肘関節を構成します。

上腕骨顆上骨折が起こるのは上腕骨の肘側(遠位部)です。

 

 

〇概説

 

上腕骨顆上骨折は小児で最も発生頻度の高い骨折です。

小児が手をついて転倒し肘関節部に強い痛みを訴える場合この骨折を第一に疑います。

また、骨折後に変形癒合が残りやすいのも特徴の一つです。

上腕骨顆上骨折は受傷した時の状況や骨折後の骨の位置によって伸展型骨折と屈曲型骨折に分類されます。

 

【伸展型骨折】

 

伸展型骨折は肘関節を伸ばした状態(伸展位)で手をついて倒れた際に発生します。

肘側の骨片(遠位骨片)は上側の骨片(近位骨片)の後方に移動します。

このため、骨折後は上腕が短縮して見えることがあります。

 

【屈曲型骨折】

 

屈曲型骨折は転倒した時に肘をついて発生します。

肘側の骨片(遠位骨片)は上側の骨片(近位骨片)の前方に移動します。

屈曲型骨折も伸展型骨折と同様に骨折後に上腕が短縮して見得ることがあります。

 

 

〇症状

 

伸展型骨折、屈曲型骨折ともに骨折後は肘関節周辺に出血による腫れ(腫脹)が現れます。

 

また肘関節を動かすことが難しくなり、動かすと痛み(運動時痛)が出現します。

 

また、合併症として血管損傷、神経損傷、骨折が生じたときの外力や骨折後の骨片転位による皮膚損傷が起こることがあります。

 

特に血管損傷は阻血性拘縮(フォルクマン拘縮)を引き起こすこともあるので注意が必要です。

 

 

☆阻血性拘縮(フォルクマン拘縮)

阻血性拘縮(フォルクマン拘縮)とは骨折によって発生する腫脹により血流が障害され前腕屈筋群の変性や壊死、正中神経麻痺や尺骨神経麻痺が起きる状態を指します。

阻血性拘縮(フォルクマン拘縮)を見逃すと筋肉の変性・壊死、神経障害が残ってしまいます。

 

万が一骨折後に阻血症状(疼痛・蒼白・知覚障害・運動麻痺・拍動消失)がみられた場合は早急に対処してください!

 

 

中之口いのまた接骨院では超音波骨折治療器【LIPUS(ライプス)】を使用して骨折部にアプローチしていきます。 【LIPUS(ライプス)】は低出力パルス超音波の音圧効果により骨折部位の骨形成を促進し骨折の治癒までにかかる期間を約40%短縮します!

 

興味のある方はお気軽にご相談ください!

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【肘部管症候群】

2021.09.02 | Category: 院長、スタッフの日記

みなさんこんにちは!

柔道整復師の笠原です。

 

 

新潟県はコロナの影響で9月3日から9月16日までの間、

県立の施設が使えず部活動ができなくなると発表されました。

 

そんななかみなさんはどのように過ごそうか考えていますか??

 

この部活ができない時だからこそ、ケガを集中的に治したり、

休み明けに周りと差をつけるためのトレーニングを

私たちいのラボの接骨院とジムでお手伝いできたらなと思っています!

 

もしも、今ケガで悩んでいたり、

休みの間に体がなまってしまわないか心配、

この期間の間にパフォーマンスUPのために何かしたいなど、

お悩みや、質問があればお気軽にお問い合わせ下さい!

 

 

さて、今日は【肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)】についてお話しします!

 

まず肘部管とは肘の内側の部分で、尺骨神経(しゃっこつしんけい)という神経が通っています。

肘部管症候群は、

その尺骨神経という神経が痛むことで腕から指の先までがしびれたり、

進行すれば手の筋肉が痩せてきたりする疾患になります!

 

ではここから肘部管症候群について詳しくお話しします。

 

肘部管症候群は肘の内側で、尺骨神経が圧迫や牽引されることで起こります。

圧迫や牽引の原因として、以下のようなものがあります。

・幼少期の骨折による腕の変形

・野球や柔道などのスポーツ

・長時間の運転

・神経を固定する靭帯による圧迫

・ガングリオン(良性腫瘍)による圧迫

・加齢による肘の変形

・長時間の運転

・慢性関節リウマチ   など、

様々な病気が原因となって発症することが多いようです。

 

症状は、小指・薬指(小指側)において痺れなどを感じることがあります。

手のひらと手の甲どちらも尺骨神経が通っているので痺れは広範囲に渡ります!

薬指(中指側)・中指・人差し指・親指の感覚は保たれている事が多いです!

 

肘を曲げているなど、尺骨神経への刺激が強くなり症状も強くなります。

 

また、症状が進行してしまうと、

尺骨神経が支配する手の筋肉が麻痺し、

広範囲に萎縮する事で骨が浮き出るように見えることがあります。

 

運動機能としては、

指を伸ばそうとしても完全に伸ばせないことや、

ボタンかけなど細かい動きが出来ないといった症状が出るため、

日常生活でも支障が出ることがあります。

 

これを放置しておくと、

・握力の低下

・手の変形

・完全な回復が不可 このようなことにつながります。

 

そのため早めの受診をおすすめしています。

 

当院では、まず問診で症状や、患者様の日常生活などから原因となったものを聞き取ります。

次に検査を行います。

感覚の異常や筋力の低下を調べます。

また肘部管症候群に特徴的なサインがあるかどうかなど確認します。

 

その上で肘部管症候群と判断した場合、

患者様一人ひとりに合った施術を行い、早期改善を目指します。

 

もしこのような症状でお困りの方がいらっしゃいましたら、

お気軽にお問い合わせください!!

 

それでは今日はこの辺で^_^

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