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へバーデン結節
皆さんこんにちは!柔道整復師の飯田です。
9月も後半に入りましたが、皆さん体調など崩していないでしょうか?
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今回紹介する疾患は「へバーデン結節」です!
指の第1関節の背側にできる膨らみの事を指します。
また、膨らみだけでなく第1関節の変形も発生します。
中年以降の女性に多く見られる疾患で、関節リウマチだと思って来院される方が多くみられます。
※ここでは遠位指節間関節(DIP関節)を第1関節と表記させていただきます。
1802年にこの病気を報告したイギリスの医師 ウィリアム・へバーデンの名にちなんでヘバーデン結節という名前が付けられました。
へバーデン結節は変形性関節症の一種です。
※変形性関節症とは関節の表面を覆う関節軟骨の老化や摩耗によって、骨に直接負担がかかってしまい徐々に骨が変形してしまう疾患の総称
〇へバーデン結節の症状
・指先に力が入らない
・第1関節の痛み
→痛みの程度によって手を握ることが困難な場合もある
・第1関節の動きの悪化
・第1関節の周辺の赤い腫れ
・第1関節の変形
→変形の程度には個人差があり、全員が強い変形をするわけではない
第1関節の付近に小さな水ぶくれのような半透明なでっぱりができる事があります。
これをミューカシスト(粘液嚢腫)といいます。
へバーデン結節が発生する原因は不明です。 ですが、40歳以降の女性に多く発生する傾向があります。このため、発症に女性ホルモンのバランス変調やストレス、ストレスを感じやすい環境・体質が発症に関係しているのではないかと考えられています。
また、手を多く使う人は発生頻度が高くなる傾向があります。
へバーデン結節で明確な遺伝性は証明されていませんが、母娘、姉妹での発生が多いためご家族にヘバーデン結節の症状がみられた方は指先に過度な負担をかけないよう注意してください!
へバーデン結節の鑑別疾患として関節リウマチやブシャール結節があります。
これらはヘバーデン結節とは、痛みの場所が違うのでしっかりと検査を行うことで発見することができます。
ヘバーデン結節の症状は一般的に数か月~数年で軽快することが多いです。
ただし、変形した関節はもとには戻りません。なので、早期に発見することが大切です。
早期に発見した時は第1関節に発生している炎症を鎮めるためにアイシングを行いましょう。しっかりと対処することで早期改善・早期回復が見込めます。
今秋紹介した症状に心当たりがある人はお早やめにお近くの医療機関にご相談ください!
中之口いのまた接骨院
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