皆さんこんにちは! 柔道整復師の飯田です!
最近は本格的な夏が過ぎ去り秋の気配が少しずつみられる季節になってきましたね。
こうした季節の変わり目や、気温の高低差が激しい時期は体調を崩しやすくなるので気を付けてください!
今回紹介する疾患は「反復性肩関節脱臼」です。
肩関節は反復性脱臼が最も多くみられる関節です。
肩関節に反復性脱臼が発生しやすいのは肩関節の解剖学的構造による要因が大きいです。
今回は肩関節の解剖学的構造も一緒に紹介していきます。
【肩関節の解剖学的構造】
肩関節は「球関節」といわれる関節の種類に分類されます。
球関節は人体の各所にありますが大きな関節では肩関節と股関節が当てはまります。
上腕の骨の骨頭がボール、その骨頭がはめ込まれる肩甲骨にある関節窩が受け皿となり関節を構成します。
肩関節は同じ上腕骨の骨頭(ボール)に比べて関節窩(受け皿)が浅く、小さいため多角的で大きな動きが可能です。
しかしそれゆえに関節の安定性が低く関節唇(関節窩に付着する関節の深さを補うもの)や肩関節周辺の筋肉(腱板)、靭帯でしっかりと補強していないとすぐに脱臼してしまいます。
また、肩関節は関節の中でもかなりよく動かす関節なので脱臼しやすいといわれています。
肩関節の安定性において大きな役割を担っているのは回旋筋腱板(ローテーターカフ)です。 回旋筋腱板は4つの筋肉のことです。
〇回旋筋腱板
・棘上筋
→肩甲骨の背面の上側から上腕に向かって走行する筋肉で、肩関節を移転させる(横に持ち上げる)作用がある。
・棘下筋
→肩甲骨の背面の下側から上腕に向かって走行する筋肉で、肩関節を外旋させる(腕を外側に向かって捻る)作用がある。
・肩甲下筋
→肩甲骨の内面から上腕に向かって走行する筋肉で、肩関節を内旋させる(腕を内側に捻る)作用がある。
・小円筋
→肩甲骨の背面の外側から上腕に向かって走行する筋肉で、肩関節を外旋させる(腕を外側に向かって捻る)作用がある。
これらに筋肉が様々な要因で損傷してしまうものを腱板損傷といい、発生することで肩関節脱臼のリスクが高まります。
腱板損傷については当院のブログで紹介していますのでそちらをご覧ください!
ここからは腱板損傷などの様々な要因で発生する肩関節脱臼しついて紹介していきます。
【肩関節脱臼】
前述したように肩関節脱臼は非常に高頻度に発生する脱臼で高齢者や小児よりも成人に多く見られます。
脱臼する方向や脱臼後の上腕骨頭に位置によっていくつかの種類に分類されます。
〇肩関節脱臼の分類
・前方脱臼
→外傷により発生する肩関節脱臼の大部分を占める。
また、外傷だけでなく転倒して手をついた際や、ものを投げた時に発生する場合もあります。
脱臼後の上腕骨頭の位置により烏口下脱臼と鎖骨下脱臼にわけられます。
・後方脱臼
→肩関節への後方からの外力によって発生する。
脱臼後の上腕骨頭の位置により肩峰下脱臼と棘下脱臼にわけられます。
・下方脱臼
→前方脱臼と同様な機序で発生する。
脱臼後の上腕骨頭の位置により腋窩脱臼と関節窩下脱臼にわけられます。
・上方脱臼
→非常にまれ 脱臼した上腕骨頭が烏口突起の上に移動するため烏口突起上脱臼ともいわれる。
肩関節脱臼が発生すると肩関節のふくらみが消失することがあります。
脱臼の受傷後再度脱臼を繰り返すことを反復性肩関節脱臼という。
特に前方脱臼の受傷後に発生しやすい。
最初に脱臼を受傷した年齢が10歳代~20歳代の場合、脱臼と同時に発生する軟部組織損傷や身体活動量の多さから再脱臼を発生しやすいです。
再脱臼が多い軟部組織損傷にはバンカート損傷(外力による関節唇の損傷)や、ヒルサックス損傷(上腕骨頭後外側の陥凹)が挙げられます。
日常生活で方が緩い感じがする、頻繁に肩が外れる感じがするなどの症状がある方はお気軽に中之口いのまた接骨院にご相談ください!
中之口いのまた接骨院
〒 950-1341
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※土曜日も1日診療しています。
午前 8:30~12:00
午後 3:00~7:00
休診日 日曜祝日、木曜午後
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皆さんこんにちは!柔道整復師の飯田です!
お盆になって外出する機会が増えたと思いますが、熱中症対策と新型コロナウイルスの感染対策を忘れずに行きましょう。
皆さんは腰痛やぎっくり腰でのお悩みはありませんか?
ある調査によると腰痛の生涯有病率は男女ともに80パーセントを超えています。
調査の結果にもあるように一生のうちでほとんどの人が腰痛に苦しんでいます。
ですが皆さんは腰痛やぎっくり腰がどのようにして発生するかご存じでしょうか?
知らない人がほとんどだと思います。
今回はそんな腰痛やぎっくり腰がどのようにして発生するのか、どう対処すればいいのか、予防策などを紹介していきます!
〇腰痛
一般的な腰痛の正式な名前は「筋・筋膜性腰痛」といいます。
筋・筋膜性腰痛の主な原因は・・・
・野球やゴルフでのピッチングやスイング、前傾姿勢
・バレーボールでのジャンプの着地動作の繰り返し
・スポーツ中の無理な体勢
・長時間のデスクワーク
・中腰での長時間作業による慢性的疲労
これらによって筋肉や筋肉の表面を覆う筋膜に傷がついたり、筋肉が緊張し過剰に働いたりすることで体の動きが悪くなり痛みが出現します。
痛みが発生するのは筋膜に多くのセンサーがあるからです。
筋膜のセンサーは筋膜の動きが悪くなったり、過剰な筋緊張によって筋膜が引っ張られ続けられることによって反応して痛みを生じます。
症状は運動時の痛みや、背面にある脊柱起立筋や胸腰筋膜の周辺の痛みや圧痛がみられます。
何か特定の動作で強い痛みが出るというよりは、日常生活でなにをしていても痛みを感じることが多いです。
同じような痛みのある疾患に腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症がありますが、筋・筋膜性腰痛ではこれらと違い、画像検査での骨の変形や神経症状がみられないのが特徴です!
〇ぎっくり腰
ぎっくり腰は正確名称は「急性腰痛」と言って急性に発生する腰痛の総称です。
欧米では突然激しい痛みが出現することから「魔女の一撃」と呼ばれています。
腰部に大きな負担がかかった時に起きやすいです。(重いものを持ち上げたとき、腰を捻ったとき、など)
これらの場合に加えて朝起きた直後やなにもしていないときに当然発生することもあります。
また、過去に腰椎分離症、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症になったことのある人はぎっくり腰になりやすい傾向があります。
重症の場合かなり強い症状が出ます。痛みによって動くことはもちろん、寝ることまで辛くなってしまいます。
ぎっくり腰かもと思ったらすぐに医療機関に受診しましょう!
また、ぎっくり腰は症状が軽くなる、無くなると医療機関への受診を辞めてしまう人が多く見られます。症状が改善してもまた再発してしまう可能性があるので根気よく通って、ぎっくり腰になりにくい身体にしていきましょう!
いががでしたか? ただの腰痛でも様々な原因によって発生しています!
中之口いのまた接骨院では当院独自の治療の「筋骨格調整」で、患者様の腰痛の根本的な原因にアプローチして改善をしていきます! 辛い慢性的な腰痛、突然なってしまったぎっくり腰でお悩みの際はお気軽に中之口いのまた接骨院にご相談ください!
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皆さんこんにちは!柔道整復師の飯田です!
東京オリンピックの後半では野球で日本が金メダルを獲得しましたね!
世界の舞台で活躍する選手を目にしてもっと上手くなりたい!と思った選手も多いのではないでしょうか?
当院ではスポーツを頑張る選手たちを全力でサポートします!
今回紹介する疾患は「野球肘」です!
野球肘は成長期に投球動作を繰り返すこと(オーバーユース)によって発生します。
速い球を投げたり、過剰に投球練習を行ったり、投球動作中に肘が下がったりするなど崩れたフォームで投球を繰り返したりすることで肘関節への負担がかかったり、疲労が蓄積することによって発生します。
10~16歳の野球選手の特に投手に多く発生します。
小学生の野球選手における野球肘の発生率は20%を超えます。
〇症状
投球時または投球後に肘関節に痛みが発生します。
投球時の痛みでは肘関節を外側に捻った時(加速期)、ボールをリリースした時(フォロースルー期)に痛みが発生しやすいです。
発症すると肘関節の曲げ伸ばしが制限されることもあります。
慢性化しやすいため痛みを感じたら早急に対処する必要があります。
またレントゲン、MRI検査を行うことで症状を判断することもあります。
〇原因
主な原因は投球動作の繰り返しによる肘関節への負担の蓄積です。
ですが、肘関節の柔軟性低下や肘が下がるなどの悪い投球フォームなどが根本的な原因になっていることもあります。
〇野球肘の種類
・内側型野球肘(内側側副靭帯損傷)
発生率が非常に高い 投球動作中に肘関節の内側にかかる引っ張られる力(牽引力)によって発生します。
(特に加速期) 小、中学生では肘関節の内側側副靭帯の付着部の骨が損傷されることが多く、骨の成長が終わった高校生以上では骨と骨を繋ぐ靭帯が損傷することが多いです。
多くの場合は重症化せず、患部を安静に保つ事で改善していきます。
☆子供の骨についての豆知識☆
子供の骨は未成熟で発展途上のため脆くて傷つきやすいです。このため大人の骨には発生しない障害が発生することがあるので注意が必要です。
・外側型野球肘
上腕の骨と前腕の骨が投球動作の時に衝突し関節の表面にある関節軟骨が傷ついて痛みが発生します。
発生頻度は低いですが症状が進行してしまうと手術の適応となる場合もあります。
※関節軟骨が完全にはがれてしまった場合は手術の適応
初期は痛みがあまりないため本人も気づかずに悪化していることが多いです。
少しでも痛みや違和感があったら早めに医療機関に受診しましょう。
〇治療
早期の症状改善の為には投球を中止して、肘関節を安静に保つ事が何よりも大切です。
また、ある程度症状が改善してきたら肘関節の不安定感を補うための筋力強化や、肘関節周辺の筋肉の柔軟性を獲得するためのストレッチを行います。
肘の痛みがあるまま投球を行っている場合があるので、チーム関係者が選手の身体の状態をしっかりと把握して管理することが重要です。
〇予防
野球の投球動作は、下半身から上肢への一連の流れによって行われます。
このため下半身にためた力をしっかりと無理なく無駄なく伝えられる投球フォームを身に着けることが予防への第一歩です!
投球後に身体の痛みや異常な疲れを感じる場合は投球フォームを見直してみてはいかがでしょうか。
また、身体各部の柔軟性を保っておくことも予防になります。
特に肩関節、肘関節、手関節の柔軟性は野球肘の予防にとても重要です!
手根屈筋のストレッチや円回内筋のストレッチがおすすめです!
当院では患部の治療を行うだけでなく、野球肘の原因となっている要因の改善のサポートをしていきます!
スポーツのケガは早期に治療することが大切です。 痛みや違和感がある場合は中之口いのまた接骨院にお気軽にご相談ください!
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こんにちは!
柔道整復師の浅井です。
本日は「腱板損傷」について、お話しをしていきたいと思います☺️
まず、肩甲骨に付着する回旋筋肩板
・棘上筋
・棘下筋
・小円筋
・肩甲下筋
が骨と骨にはさまれているという解剖学的位置関係と、腱板の加齢による変性がありますので、中年以降のに発症することが多いです。
40歳以上の男性に好発します。
発症年齢のピークは60代頃です。
症状として
・肩の運動痛
・夜間痛
を感じますが、病院への受診理由で1番多いのは夜間痛で睡眠がとれないことが受診理由として多いそうです。
肩の挙上は可能な事もあります。
よく間違われるのが、四十肩・五十肩があります。
受診時に「四十肩なんですけど…」、「五十肩だと思って…」と思ってくる方は少なくありません。
五十肩と違うところは、関節の拘縮(関節の動きが固くなること)が五十肩に比べて少ないことです。
また、 手を挙げる際に
・力が入らない肩
・肩の前上面でジョリジョリという音がする。
などの症状が肩板損傷、断裂に見られる症状です。
明らかな外傷によるものは半分ほどで、残りははっきりとした原因がなく、日常生活動作の中で、断裂が起きたりしています。
男性の右肩に多いことから、肩の使いすぎが原因と言われています。
断裂にも分類があり完全断裂と不全断裂があります。
若い年齢では、野球などの肩を使うスポーツで不全断裂が起こることがあります。
診察では、
・肩が挙上できるか?
・拘縮があるか?
・肩を挙上して肩峰の下で軋轢音があるか?
・棘下筋萎縮
があるか? を調べます。
軋轢音や棘下筋萎縮があれば、腱板断裂を疑います。
その場合、接骨院では近くの医療機関をご紹介していますので症状に心当たりのある方はご連絡ください!
※腱板断裂は、放置すると日常生活に大きな支障が出ることがあります。
また、自己判断で誤った処置をすると、かえって悪化させる場合もあります。
症状がある場合は、少しでも早く痛みが無く、健康に過ごすために「肩の専門医」での診察をおすすめします。
適切な診断と治療を受けることが、早く痛みを治す為の最善の選択だと思います!
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こんにちは!
柔道整復師の浅井です。
今週は最高気温30度以上の日が続くと予報が出てましたね💦
毎年、熱中症の方が沢山出ていますので皆さん水分補給を忘れずに!
さて今日は三角骨障害についてお話ししていきます。
この症状は、
足関節後方インピンジメント症候群の1つです。
つま先立ちやボールを蹴るなどで足の甲を伸ばした状態のときに、
過剰な骨である三角骨が足関節の後で脛の骨(脛骨)と踵の骨(踵骨)の間に挟まれて
痛みが生じることを三角骨障害と呼びます。
中高生が多く、
特にサッカーやバレエなどの競技者で三角骨がある中でスポーツを頑張っていて
来院されることが多い傾向にあります。
・つま先立ちの姿勢
・つま先を伸ばす
このような姿勢をとった際に足首の後方に強い痛みを感じます。
三角骨とは、足の関節を構成する距骨言われる骨の後ろにある過剰な骨です。
両足では無く片足に見られることが多い過剰な骨です。
本来ないはずの骨が過剰にある状態の事を言います。
(過剰骨) 多くの場合片足だけに見られます。
検査は 接骨院では 足関節底屈テストなど 病院では 足首を強制的に伸ばして痛みや可動域を、
レントゲンなどで三角骨があるかどうかや足関節の後方の骨の状態を確認により診断されます。
年齢を考慮して治療は基本的に保存的療法を選択します。
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みなさんこんにちは!
柔道整復師の笠原です^_^
オリンピック終わってしまいましたね、、
テレビをつけたらいくつかのチャンネルでやっていたので、 そこから夢中で見ていました!!
なので終わってしまうと、
自分が競技をしていたわけでもないのに、 なぜか燃え尽きてしまった感じです。
きっとパラリンピックが始まれば再熱すると思います🔥
競技を終えた選手の話を聞いていると、
私たちが思うよりも遥かに努力して、オリンピックの舞台でたたかっているんですね。
そのなかでも、ケガを乗り越えた選手の話を聞くと、
私はケガを治す仕事に就いたので、
そのようなことで悩んでいる人の力になれるように努力しようと思いました!!!!!
つぎはパラリンピックですね!応援しましょう🇯🇵
それでは今日のお話です!
今日は【腰椎分離症(ようついぶんりしょう)】についてお話しします!
これは腰椎という骨が分離してしまう疾患です。
まず腰椎です。
人間の背骨は24個の骨(椎骨)が重なってできています。
このうち下の5つを腰椎と言います。
この骨が分離してしまうんです。
場所は、腰椎の中でも1番下の第5腰椎が
分離するのがほとんどになります。
腰椎分離症は、 日本人の約6%が患っています。
男性は女性の2倍ほどと、多いです。
年齢は10〜15歳と若く、スポーツをしている人に多く見られます。
また、スポーツ選手では20歳以降でも発症する場合もあり、
アスリート全体では30〜40%の人に認められています。
これは一般の人に比べると6倍以上です。
分離のなかでも病期があります。
まずは疲労骨折が起こります。
その後、膝に水が溜まるように腰にも分離した部分に水が溜まったり、
骨の棘が神経に触れ痛みがでます。
放っておくと、偽関節という状態になり、くっつかなくなってしまいます。
腰椎が分離してしまう原因としては、 基本的に、使いすぎ(オーバーユース)です。
ジャンプや、腰の回旋をすることで、腰椎の一部に負担が蓄積し、疲労骨折を起こします。
また、遺伝によるものとも言われています。
症状は、病期で異なります。
・疲労骨折が起こっている時期
この時期は、腰を反らせる・回旋運動で痛みがでます。
・骨折から長時間経過、分離状態
この時期は腰の分離したところに溜まった水や、
骨による棘が発生し、神経と接触し、症状出現 腰痛、下肢痛、しびれ
※さらに症状が進行すると、骨がずれて腰椎すべり症になります。
腰椎分離症は腰の痛みから発見、来院されることが多いです。
(若い頃に腰痛があり、再び医療機関にかかったときに腰椎に偽関節があったなど、、)
腰椎分離症は早いうちに適切な治療をすることで、完全に治る可能性は高いです。
反対に、長時間経過してしまうと難治性になります。
検査は、 ※病院にてMRI、レントゲン、CTをとっていただく場合があります。
分離症の治療は、大きく保存療法と手術がありますが、当院は保存療法を行います。
患者様ひとりひとりに合わせて治療します。
手術を必要とする状態でしたら、医療機関と連携し対応します。
もしかしたら、と思う方がいらっしゃいましたら早めの受診をお勧めします!
それでは今日はこの辺で^^
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みなさんこんにちは!
柔道整復師の笠原です!!
とってもとっても暑い日が続いています☀️
一昨日は三条市が39.1度で全国で1番暑くなりました。
まだまだ暑い日が続きそうです。
みなさん熱中症に気をつけてください!!!!!
では、今日は【腰椎椎間板ヘルニア(ようついついかんばんへるにあ)】
についてお話ししていきます!
みなさん一度はどこかで聞いたことがあるかと思います。
ヘルニアは頸部(首)や腰部がありますが、
本日は腰部椎間板ヘルニアについてお話しします!
腰痛で悩んでいる日本人は10人に1人といわれています。
その中でも腰部ヘルニアは10%にあたり、120万人の人が経験しています。
まず場所についてお話しします。
人間の背骨は24個の骨(椎骨)が重なってできています。
このうち下の5つを腰椎と言います。
そして、それぞれの椎骨の間はクッションの役割をしている椎間板が存在しています。
腰部椎間板ヘルニアはこの部分が原因で症状が出ています。
原因としては様々です。
姿勢、動作のほか、元々の体質や骨の形などの遺伝や加齢などがあります。
(椎間板は10歳をすぎた頃から老化が始まります。)
椎間板ヘルニアは、髄核(ずいかく)と呼ばれる柔らかい組織と、
線維輪(せんいりん)と呼ばれる硬い組織でできています。
椎間板になんらかの大きな負荷がかかることによって線維輪が壊れて、
そこから髄核がでてきます。
このでてきた髄核が近くの神経に当たることで症状を引き起こします。
症状としては、
主におしりや足の痛み、しびれ、動かしにくさがある、 力が入りづらいなどがあります。
この症状は下半身どこにでも出る可能性があります。
特にお尻から太ももの裏側の痛み、これを坐骨神経痛(ざこつしんけいつう) といいます。
これは腰のヘルニアの代表的症状です。
当院ではまず問診時に検査を行います。
いくつかの徒手検査のほか、筋力検査、感覚検査により腰椎椎間板ヘルニアかどうかを判断します。
また、病院にてMRIやCTを撮っていただくこともあります。
検査の結果、腰椎椎間板ヘルニアと判断された場合、
当院独自の施術方法で早期改善、根本的な改善を目指していきます。
また、検査で腰椎椎間板ヘルニアではなかったと判断した場合には、
患者様ひとりひとりに合った施術方法で早期改善を目指します。
そのほかにも、 インナーマッスルが弱くなっている人はヘルニアになりやすいと言われています。 アウターマッスルで姿勢を維持しようと頑張ってしまうので、
その分椎間板内圧が増えてしまい、症状がでてしまうことがあります。
その様な方は、楽トレ(EMS)という機械をお勧めしています。
治療と並行して使用されている方もいます。
これはインナーマッスルに直接刺激を入れ、鍛えることができるので、
アウターマッスルで姿勢を維持している様な方にお勧めしています。
楽トレはこれ以外にもいろいろな効果があるので気になった方はお声がけください!
このお話を聞いて、症状が当てはまるなぁ、ヘルニアと言われて苦しんでいる方、
楽トレに少し興味があるというような方、お気軽にご相談下さい。
それでは今日はこの辺で^_^
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みなさんこんにちは!
柔道整復師の笠原です!
まだジメジメする感じは残っていますが、例年よりも早く梅雨明けしみたいですね!
そしてオリンピックまであと数日です!!!
無観客が決まったスポーツも多いようですね。
なのでTVで観戦しようと思っています!
みなさんはどの競技が楽しみでしょうか?
私はスケートボードの平野歩夢選手が楽しみです^^
スケートボード、スノーボードの二刀流!
そしてカッコいい!
早く見たいです!応援しましょう^^
それでは今日の疾患についてのお話です!
今日ご紹介するのは【種子骨障害(しゅしこつしょうがい)】です!
聞き慣れない疾患だと思います。
まず種子骨とはなにかお話しします。
種子骨は、筋肉や腱のなかに形成された骨になります。
多くの場合は骨のゆがみに応じて形成されます。
役割としては腱や靭帯が走行を変える時に滑車のような役割をしてくれます。
それによって脱臼を防いだり、摩擦を減らす、力を伝えやすくするなどの効果があります!
今回お話しするのは足の親指付け根にの種子骨です。
次に種子骨障害についてお話しします。
まずは症状です。
歩く、走る、踏み込むの動作をすると、
足の母指球部(右の図の×のところ)に痛みが出ます。
また、症状が進行すると足をついただけでも痛みが出ます。
種子骨にはいくつか種類がありますが、その中でも分裂種子骨は先天性のものが多いです。
分裂=痛み ではありません。
他にも骨折や疲労骨折などもありますが鑑別は困難です。
陸上やバスケの走るスポーツや剣道など踏み込みの多いスポーツをすると 、
負担が繰り返しかかり発症します。
年齢は小学生〜中学生に多いです。
原因として、強い外力や繰り返しのストレスがかかり発生します。
・運動量が多い
・外反母趾
・甲高の足
このような人はなりやすいです。
母趾の種子骨は足底筋という足の裏の方にある筋肉の中にあるため、
ランニングや蹴りの動作で足底筋が緊張して引っ張られる力が加わります。
この牽引力で種子骨に炎症が起こるとされています。
種子骨障害の判断する基準は、
・母趾の付け根に腫れや痛みがある
- ・付け根の関節を足底(足の裏)側に押すと痛む
・反らすと母趾付け根に痛みが強くなる
*場合によって、病院にてレントゲンを撮ってもらうことがあります。
当院では、痛みがどこに出るのか、どの動作で痛みが出るか検査をし、
患者様一人一人に合った方法で施術をさせていただきます!
もし、このお話を聞いて種子骨障害かも!?と思った方は一度受診をお勧めします。
それでは今日はこの辺で^_^
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皆さんこんにちは 柔道整復師の飯田です!
梅雨も明けて気温の高い日が続いていますので、水分をしっかりとって熱中症には十分注意しましょう!
今回紹介するのは【疲労骨折】です。
疲労骨折は一回の外力で発生する通常の骨折とは異なり、同じ部位に一回では骨折を起こさない程度の小さな外力が繰り返し加わることによって骨に少しずつ負荷がかかり、骨にひびが入っていく骨折です。
金属疲労に似ていて、同じ動作の繰り返しによる筋肉の反復作用やジャンプなどによって生じる地面からの衝撃によって少しずつ骨膜反応が起こり、骨折が認められるようになります。
特に疲労骨折が発生しやすいのは下腿の骨である脛骨と腓骨、足の甲の骨の中足骨、胸郭を構成する肋骨などがあります。
原因の多くはスポーツで、短期的な集中トレーニングや練習環境の変化による練習量の増加によって発生します。
ほかにも筋力不足、技術不足、柔軟性不足、合わないシューズ、アンバランスな筋力、不適切な練習環境などの原因も考えられます。
また、競技によって疲労骨折が発生しやすい部位が異なります。これは競技によって特定の運動を多く行う傾向があるためだと考えられています。
・脛骨→マラソン、陸上、バスケットボール、バレーボール
・中足骨→陸上、バスケットボール、バレーボール、剣道
・肋骨→野球、ゴルフ
・有鈎骨→野球、ゴルフ、テニス
ここからは疲労骨折の中でも特に発生頻度の高い脛骨と中足骨を詳しく紹介していきます。
【脛骨の疲労骨折】
脛骨は下腿(膝から下の足)のある骨で、靭帯で二番目に長い骨です。
脛骨の疲労骨折は痛みの生じる部位によっていくつかのタイプに分類されます。
・疾走型疲労骨折(上)
脛骨の上3分の1に疼痛が発生します。 走る動作を多く行うスポーツ(マラソン、陸上)の競技者に多く発生します。
比較的治りやすく、しっかりと患部の安静を保っていれば2~3か月でスポーツ復帰できるといわれています。
・跳躍型疲労骨折
脛骨の中3分の1に疼痛が発生します。
バスケットボールやバレーボールなどジャンプを多く行うスポーツの競技者に好発します。
難治性で回復まで6ヶ月以上要するとこがある。
また、6ヶ月で必ず治る訳ではなく手術の適応になることがあります。
・後内側型疲労骨折(疾走型疲労骨折の下)
脛骨の下3分の1後内側に疼痛が発生します。
脛骨の疲労骨折で最も発生頻度が高く、様々なスポーツの競技者に好発します。
予後は基本的に良好で、2~3ヶ月の安静でスポーツ復帰できます。
脛骨の疲労骨折は安静にしていることで回復していきます。 また、筋肉の柔軟性を獲得するためにしっかりとストレッチを行うことが大切です。
特に大腿前面の筋肉(大腿四頭筋)、大腿後面の筋肉(ハムストリングス)、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋ヒラメ筋、腓骨筋、後脛骨筋)をしっかりのストレッチしましょう。
【中足骨の疲労骨折】
中足骨の疲労骨折はランニングやジャンプなどの繰り返しにより、足のアーチに自身の体重が繰り返しかかり発生します。
特に多いのは第3指(中指)の中足骨で、次いで第2指(人差し指)に多く発生します。
また、第5指(小指)の疲労骨折はジョーンズ骨折(下駄骨折)と呼ばれます。
ランニングや跳躍動作の多いスポーツ(サッカー、バスケットボール、バレーボール、マラソン、野球、剣道など)の競技者に発生しやすく、骨の成長期で運動の頻度の高い10歳代に多く発生します。
また、第2指の疲労骨折はポワントポジションを繰り返すバレエダンサーに多く発生します。
第5指のジョーンズ(下駄骨折)はサッカーやフットサルの競技者に多く発生します。
一般的に2ヶ月程度の運動の中止で、治ると言われていますが第5指(小指)のジョーンズ骨折(下駄骨折)は、難治性で治りが遅くギプスなどでの固定が推奨されます。
疲労骨折の回復には基本的に負傷部位に負担をかけないとこが大切です!
痛みや違和感を感じたら早めに医療機関を受診しましょう!
また、中之口いのまた接骨院では骨折を通常より4割ほど早く治す効果がある超音波骨折治療法(LIPUS)を取り扱っております! ご興味のある方はお気軽にご相談ください!
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新潟市西蒲区道上4702
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みなさんこんにちは!
柔道整復師の笠原です。
ついに!
7月ですね^^
もっともっと暑くなりそうな予感です、、、
マスクをつける2年目の夏。
こまめに水分補給をして熱中症には気をつけましょう!
今日は【足関節捻挫】と【RICE処置】についてお話しします!
まずは【足関節捻挫】についてお話しします。
捻挫と聞くと足首をイメージする方がほとんどだと思います。
なかには自分も捻挫をしたことがあるという人も多いはずです!
捻挫はいろいろな関節で発症することがありますが、
今日は発生頻度も認知度も高い足首の捻挫についてお話しします!
まず、捻挫とは、、
捻挫は文字通り関節が捻り(ひねり)挫く(くじく)ことをいいます。
骨と骨をつなぐ、関節周囲の靭帯や関節包が損傷した状態です。
これは、関節が正常な可動域を超えることで発生します。
足関節の捻挫では、足首を内側に捻って生じることが多いです。
その結果、外側の靭帯が耐えきれずに損傷してしまいます。
外側の靭帯にはいくつかありますが、
前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)が 最も損傷されやすい靭帯です。
外側のくるぶしの少し前、少し下にあります。
主な症状は、
・痛み
・腫れ
・内出血 になります。
また症状の強さでも3つに分けることができます。
・I度 痛み・腫れも軽く、靭帯が一時的に伸びている状態
・Ⅱ度 靭帯の一部が切れている状態
・Ⅲ度 靭帯が完全に切れていて、関節が不安定な状態
原因としては、
関節に非常に強い外力が加わり、正常な可動域を超えることで起こります。
スポーツ時や日常生活時などさまざまな場面で数多くみられます。
当院ではまず、受傷時の状態を詳しく聞かせていただきます。
どの方向に捻ったか、どう着いたかはとても重要です。
また、圧痛部位を確認したり、徒手検査で足首にストレスを加え、関節の緩みを見たりします。
捻挫治療は、
当院独自の手技とLIPUS(ライプス)を使うことで治癒を促進し、早期回復を目指します。
ここからは【RICE処置】についてお話しします。
捻挫をしてしまい、すぐに病院には行けない時、
自分や周りにいる方に応急処置をしてもらいましょう。
すぐにRICE処置を行うことで早期回復につながります。
RICEはそれぞれ4つの処置の頭文字をとったものになります。
・R (rest) 安静→運動は中止し、患部は動かさないようにしましょう。
・I (icing) 冷却→患部を冷やします。
血管が収縮するため、腫れや内出血を抑えます。
冷やしすぎには気をつけましょう。
・C (compression) 圧迫→患部にテープなどを巻き圧迫し、
腫れや内出血を抑えます。
圧迫をしすぎると神経を圧迫するので気をつけましょう。
・E (elevation) 挙上→患部を心臓よりも上にあげましょう。
心臓に血液が戻るため腫れを防げます。
⚠︎応急処置になります。処置後はすぐに医療機関を受診しましょう。
もしも捻挫をしてしまった時や家族や友達が捻挫をしてしまった時は、
今日のお話しを思い出してみてください!
ですが1番は怪我をしないことです!
ウォーミングアップ、クールダウンを忘れずにして怪我を予防しましょう!
それでは今日はこの辺で^^
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