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チャーリーホースについて

2022.06.17 | Category: 院長、スタッフの日記

みなさんこんにちは、柔道整復師の川本です!

雨の日が多くなる季節になりましたね。気温、気圧の変化で体調を崩しやすくなる時期です。

忙しい日々にも休息を取るようにしましょう!

 

さて、今回はチャーリーホースについてです!

みなさん、チャーリーホースという名前を聞いたことはありますか?

チャーリーホースとは前もも(大腿四頭筋)を強打し、筋肉が損傷した打撲のことです。

サッカーやラグビー、バスケットボールといった、相手選手と接触の多いスポーツに多く見られます。

怪我をした直後は鈍い痛みと、足の曲げ伸ばしなどの運動に制限がみられます。

この制限は時間の経過により、腫れが段々と生じてくるため強くなっていきます。

痛みや腫れが強く、膝を45°まで曲げられない場合は重度の打撲ということになります。

 

ここで、みなさんはコンパートメント症候群という名前を聞いたことはありますか?

コンパートメント症候群とは、筋肉の内圧が過度に上昇することにより血管が押しつぶされ、血液のめぐりが悪くなり、筋肉などの働きが障害されることをいいます。この状態が続くことにより、最終的に細胞が壊死してしまいます。

重度の打撲の場合、筋肉の中で出血し、内圧が上昇するため、コンパートメント症候群に十分注意が必要です!

“ただの打撲だから”と放っておかれがちになりますが、放っておくとこのような合併症を引き起こす可能性もあるのです。

 

さらに、このチャーリーホースは骨化性筋炎という後遺症を残す可能性があります。

骨化性筋炎とは、筋肉が骨のような組織に変わってしまうことです。

膝が曲げずらくなったり、運動時に前ももに痛みがでたりします。

骨化性筋炎になると2~3ヶ月で運動制限などはほとんどなくなりますが、完全に治るまでに6ヶ月を有することがあります。

この骨化性筋炎を予防するためにも、初期処置をしっかりと行いましょう!

 

ではこの初期処置とはどんなことをしたら良いのかをここからお話していきます!

初期処置の基本として、”RICE”が挙げられます。

このRICEとは、

Rest(安静)

Icing(冷却)

Compression(圧迫)

Elevation(挙上) です。

これらの処置を行うことにより、痛みを和らげ、出血や腫れを抑えることができます。

この初期処置を行うかどうかで予後が決まるといっても過言ではないほど大切なのです!

 

このように、チャーリーホースは適切な処置を行わないと様々な合併症を引き起こす可能性があります。 ただの打撲と思わずに、初期処置をしっかりと行い合併症予防に努めましょう!

 

早期治療を行うことにより、少しでも早いスポーツ復帰が望めます! 当院では、早期に痛みを取り除き、さらにお家で出来るセルフケアもお伝え致します。 少しでも違和感を感じましたらお早めにお問い合わせください!

 

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