鵞足炎

2021.06.10 | Category: 未分類,院長、スタッフの日記

みなさんこんにちは!4月に入社しました、柔道整復師の笠原ゆりかです。

これから患者様の頼りになれるよう一生懸命頑張ります!!よろしくお願いします!

 

そして、今日からブログを更新していきます。

疾患についてお話しするので、少しでも参考になりましたらと思います^^

 

 

 

今日お話しするのは「鵞足炎(がそくえん)」です。

あまり聞き慣れない名前だと思います。

ざっくり言うと、膝の近く(スネの上部内側)鵞足(がそく)が炎症を起こすことです。

膝の周りは痛む場所が少しずれただけでも違う疾患になるので注意が必要です!

 

 

ではさっそく鵞足炎について話していきます。

 

まずは身体の構造についてお話しします。

鵞足と言うのは、3つの筋肉、

薄筋(はっきん) 

縫工筋(ほうこうきん) 

半腱様筋(はんけんようきん)の腱をいいます。

この3つの筋肉は同じところ(膝の内側少し下)にくっついています。

その3つの腱がガチョウの脚のように見えるので鵞足と言われます。

 

この鵞足炎の主な症状としては、

先ほどお話しした鵞足の部分(すねの上部内側)が痛くなります。

膝から5センチほど下がったすねの内側を押すと痛みが出たり、運動の後に痛みが出ます。

また、熱感や腫脹(はれ)も見られることがあります。

 

 

 

 

 

 

 

悪化すると何もしなくても痛んだり、膝を伸ばすと痛いため、膝を軽く曲げた状態で作業するようになってきます。

 

 

この鵞足炎の原因としては、鵞足部に通常よりも大きな負荷が繰り返し加わることが原因になります。

普段全然運動しない人が急に運動を始めた、運動の量や種目を変更した時に発症しやすいです。

 

その他にも、

マラソン選手やハムストリングス(もも裏の筋肉)に

繰り返し負担のかかる動作を行うスポーツ選手、

ジャンプや急な方向転換があるスポーツ(サッカー、バスケなど)でも見られます。

 

また、足に合わない靴をはいている、

鵞足部に摩擦が起こることで痛みが出ることもあります。

 

 

鵞足部ではなく、鵞足の下にある滑液包に炎症がある場合を鵞足滑液包炎といいます。

滑液包とは、関節に存在する小さなゼリー状の袋で、少量の液体が入っています。

 

骨と軟部組織の間に存在して摩擦を軽減するクッションとして働いています。

これは、関節リウマチや痛風といった全身性の病気や滑液包に起こる感染症などによっても引き起こされます。

 

 

当院では鵞足部に圧痛があるか、どの動作で支障が出るのかを検査します。

また膝の状態を明らかにするためにエコーでみる場合もあります。

 

検査の結果から施術内容を決め、治療していきます。

 

 

当院では鵞足炎の治療をすることはもちろん、お家でのセルフケアをお教えしています。

お家でもケアすることでより早く治すことを目指します!

 

 

早期発見、早期治療は通常のスポーツ活動や日常生活により早く復帰できます。 このブログを読んで、心当たりがある方早めの受診をお勧めします。

 

 

それでは今日はこの辺で^^

 

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