ジャンパー膝とは
ジャンプ動作が要求されるバスケットボール、バレーボール、ハンドボール、陸上競技(ジャンプ選手)に多い。
ジャンプ動作・サッカーのキック動作やダッシュなどの走る動作を繰り返したりするスポーツに多くみられる、
オーバーユース(使い過ぎ)による膝のスポーツ障害です。
ジャンプ動作などの繰り返しにより発生し痛みの部位は膝蓋骨のすぐ下にあり、
膝蓋靭帯炎および大腿四頭筋腱付着部炎といいます。
膝を伸ばすときは大腿四頭筋が収縮して脛骨を引っ張るようになっているので、
ジャンプなど膝を伸ばす動作を行うと膝蓋靭帯に張力が加わります。
また、ジャンプで着地するときに膝が曲がろうとする勢いに対してブレーキをかけるので着地の際も膝蓋靭帯に張力が加わります。
ジャンプを繰り返すと膝蓋骨と膝蓋靭帯の付着部分に炎症が発生し、運動時に痛みを感じるようになります。
歩行時とジャンプ時で膝にかかる負荷を比べると約6~8倍もジャンプ時に負荷がかかっています。
(余談ですがランニング時には約670kg、ジャンプ時には約1200kgの負荷がかかるといわれています。)
<原因>
大腿四頭筋の柔軟性低下と筋力低下が要因の1つに挙げられます。特に成長期の長身選手は、骨の成長に筋肉の成長が追いつかず、筋肉が硬い状態を招いた結果、その負担が膝蓋骨周辺に蓄積するために起こる慢性・疲労性障害です。
<発症年齢>
12~20歳。特に10代の男性に多い。
<症状>
運動時に発生する膝前面の疼痛と圧痛(特にジャンプやダッシュの動作で強い)
局所の熱感、腫脹を伴います。重要な所見として、うつ伏せにして膝を曲げると、
大腿前面の突っ張ったような疼痛から逃れるために尻上がり現象が出現します。
<分類>
第1相 |
運動中に痛みが出るのみで、運動に差し支えがない |
第2相 |
運動後の痛みに加え運動中にも痛みが現れる |
第3相 |
痛みが常にあるようになり、運動にも支障が現れる |
第4相 |
膝蓋靱帯に断裂が認められるようになる |
大腿四頭筋の伸展機能を回復させなければ痛みは取れません。
簡単に言えばハムストリング筋が硬くなり、そのぶん大腿四頭筋も伸展力を失い、衝撃吸収力が低下します。大腿四頭筋ばかりをターゲットと考えるのではなく、ハムストリング筋の筋機能の回復が最も優先して考えなければなりません。
<治療>
基本的には、保存療法として安静、大腿四頭筋のストレッチ、テーピングやサポーター、温熱などの理学治療
症状が軽い場合には、ストレッチの併用でスポーツ活動の継続は可能ですが、2期以上に進行している場合にはジャンプ動作の制限やスポーツの休止を指導します。スポーツを継続する場合は、膝関節の深屈曲動作を避けるようにします。
この記事は、国家資格者の柔道整復師 院長 猪股真澄が監修しています。
中之口いのまた接骨院
〒 950-1341
新潟市西蒲区道上4702
☎ 025-375-2231
診療日 月曜~土曜
※土曜日も1日診療しています。
午前 8:30~12:00
午後 3:00~7:00
休診日 日曜祝日、木曜午後
******************************************************
新潟市西蒲区初のパーソナルトレーニングジム
Body make studio いのラボ
【ホームページ】はこちらです。
http://ino-labo.net/
【twitter】はこちらです。
https://twitter.com/inolabo1
【Facebook】はこちらです。
https://www.facebook.com/inolabo/
中之口いのまた接骨院
〒 950-1341
新潟市西蒲区道上4702
025-375-2231
診療日 月曜~土曜
※土曜日も1日診療しています。
午前 8:30~12:00
午後 3:00~7:00
休診日 日曜祝日、木曜午後
腰痛、肩痛、膝痛、交通事故、むちうち、スポーツのケガ、スポーツ障害なら!
中之口いのまた接骨院
新潟西蒲区で口コミナンバー1になりました!
口コミサイト エキテン