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シンディー・ラーセン・ヨハンソン病について
おはよう御座います。
柔道整復師の浅井です。
だんだん気温も暖かくなって来ましたね!
昨日はとても暑かったですね💦
皆さん、熱中症対策をしっかりして行きましょう!
さて、今日は成長期のケガの紹介です!
◎シンディング・ラーセン・ヨハンソン病
バレーボールやバスケットボールなどジャンプを沢山する競技をしている成長期の膝に現れる症状です。
膝の前面に痛みが出る骨端症のことです😖
この症状では、膝蓋骨下端部にレントゲンなどで不規則な骨化を認める疾患で 成長期の未成熟な膝蓋骨下端部に繰り返す牽引力(運動)により発症します。
・膝蓋骨の下の部分を押すと痛い…
・膝蓋骨の下の部分が腫れている…
・ジャンプやランニング等の運動をすると痛い…
このような症状が シンディング・ラーセン・ヨハンソン病の主な特徴です。
類似疾患として、
・ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)やオスグット・シュラッター病、膝蓋下脂肪体炎(Hoffa病)がありますが誤認し来院される患者様も少なくありません。
・ジャンパー膝は膝蓋靭帯炎とも呼ばれていて、靭帯の炎症により膝のお皿の下(膝蓋靭帯部)に痛みが出る症状。
・膝蓋下脂肪体炎(Hoffa病)は膝蓋靭帯の後面に存在する摩擦を軽減してくれる作用のある脂肪が運動などで繰り返し衝撃が加わることにより炎症が起こり特に膝関節を伸ばした際に膝のお皿の下(膝蓋靭帯付近)に痛みが出る症状。
・オスグット・シュラッター病は脛骨と呼ばれる足の骨(脛骨粗面部)に痛みが出る症状。
※シンディング・ラーセン・ヨハンソン病は膝蓋骨と呼ばれる膝のお皿(膝蓋骨下端部)に痛みが出る症状ですので痛みを感じる場所(圧痛部位)が異なります。
主な症状としては運動時の痛み(運動時痛)と患部を押した際に出る痛み(圧痛)、膝のお皿の下(膝蓋骨の下部)に腫れが出ることもあります。
膝蓋靱帯炎やオスグッド・シュラッター病、膝蓋下脂肪体炎(Hoffa病)と似た症状を呈しますが、 押して痛みの出る部位(圧痛)部位をしっかりと判断しレントゲン検査やMRI検査、超音波検査によって膝蓋骨下端部に不整像や炎症反応が見られることにより鑑別することが可能です。
成長期のスポーツ障害は、
成長痛とは違い明らかに臨床所見や原因があり、対処法や治療法があります。
成長期にはまず骨が成長し、それに付随して筋肉が作り変えられながら身体が成長して行きます。
この時期の骨は、骨の両端が軟骨になっていて、骨端線と呼ばれる部分から骨が伸びていきます。
そのため、骨や関節は成人と違って構造的に弱く、運動時などによる使い過ぎ(強い牽引力、圧迫力)が反復しで働くと、骨や関節が傷ついたり変形したりして様々な障害が生じやすいのが特徴です。
スポーツ指導者の方やご家族の方もご自身の教え子やご自身のお子様の痛みのサインを見逃さず注意して見て下さい‼️
早期発見し治療を進める事が出来ればその後の競技への復帰や日常生活において早く痛みの無い生活へ復帰できる可能性が高くなります。
痛みのサインが見受けられた際は一度当院へ受診・相談、もしくはお近くの整形外科へ受診される事をお勧めします。
当院へ受診後症状により整形外科へのご紹介も可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さい🤗 また、オスグットやスポーツ障害の特別治療も行っております! 成長痛だからと諦めていませんか?? ぜひ一度、当院にご相談下さい‼️
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