肩の疾患 その⑥腕神経叢損傷 | 新潟市西蒲区・燕市 中之口いのまた接骨院

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肩の疾患 その⑥腕神経叢損傷

2024.05.20 | Category: 院長、スタッフの日記

今回は腕神経叢損傷についてお話していきます!

まず、腕神経叢というのは、首から出る神経が鎖骨と第1肋骨の間を通り、最終的に腕全体へ支配する神経のことをいいます。

オートバイでの交通事故や、スポーツでの転倒により、腕の痺れや肩や肘の可動域制限等が現れる症状で、損傷される神経や場所により、損傷の程度も変わってきます。

一番多い損傷の症状は、肩を挙げる動作や肘を曲げる動作、手のひらを上に向ける動作が障害される症状が多く見られます。

また、分娩麻痺といって、出産の際に肩と頭が引き伸ばされるような力が加わり、神経が損傷するものもあります。

腕神経叢は複雑な構造をしているため、ここが損傷すると、神経の再生に長い時間が必要になったり、十分に機能回復が得られず、最も治療の難しい神経損傷とも言われています。

痛みや痺れ等の症状が現れた際は、痛みを我慢せずに一度専門医の受診をオススメします!

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