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膝の〈内側〉が痛むならオスグッドじゃないかも。鵞足炎を悪化させないための対処法

2026.08.04 | Category: 院長、スタッフの日記

はじめに

成長期の膝の痛みを「オスグッド・シュラッター病だろう」と考えてしまう方は少なくありません。しかし、痛む場所が膝の内側から少し下であれば、「鵞足炎(がそくえん)」の可能性もあります。鵞足炎は、無理に運動を続けたり適切なケアを行わなかったりすると、症状が悪化して日常生活にも支障をきたすことがあります。痛みの部位や症状を正しく見極め、早めに適切な対応を行うことが大切です。今回は、鵞足炎の特徴や見分け方、対処法について解説します。

1. オスグッドと鵞足炎、何が違うの?
どちらも膝周辺の痛みですが、「痛む場所」が決定的に違います。
疾患名      痛む場所            主な原因
・オスグッド ・膝のお皿のすぐ下(正面)  ・太もも前の筋肉の使いすぎ
・鵞足炎   ・膝の内側の少し下        ・膝を内に入れる動作、筋肉の柔軟性不足

「鵞足(がそく)」とは?
膝の内側に集まる3つの筋肉(縫工筋・薄筋・半腱様筋)の結合部のこと。形がガチョウの足のヒレに似ていることからそう呼ばれます。

2.鵞足炎を悪化させる「NG習慣」

鵞足炎は、日頃の動作や練習方法によって症状が長引くことがあります。次のような習慣には注意が必要です。

・痛みを我慢して強くストレッチをする
痛みのある部分を強く押したり、無理に伸ばしたりすると、炎症が強くなることがあります。

・膝が内側に入るフォーム(ニーイン)
ランニングやジャンプの着地で膝が内側に入ると、鵞足部への負担が増え、炎症が続きやすくなります。

・硬い地面での練習を続ける
地面からの衝撃を受けやすくなり、膝への負担が大きくなることで症状が悪化する場合があります。

3. 今すぐできる!悪化させないための対処法

① 安静にし、必要に応じてアイシングを行う

痛みが出た直後や運動後に熱感がある場合は、15〜20分程度を目安に患部を冷やしましょう。また、痛みが強い間は運動量を調整し、炎症を悪化させないことが大切です。

② 太ももの筋肉の柔軟性を高める

鵞足部には、太ももの裏側や内側の筋肉が付着しています。これらの筋肉が硬くなると、鵞足部への負担が大きくなるため、痛みのない範囲で軽いストレッチを行いましょう。

・ハムストリングス(太ももの裏)
・内転筋(内もも)

筋肉の柔軟性を保つことで、鵞足部にかかるストレスの軽減が期待できます。

③ シューズの状態を確認する

靴底が偏ってすり減っている場合は、歩き方や走り方のバランスが崩れている可能性があります。足に合ったシューズを使用し、必要に応じてインソールを活用することで、膝への負担を軽減できる場合があります。

まとめ:膝の内側に痛みがあるときは早めの対応を

膝の内側の痛みは、鵞足炎などが原因となっている場合があります。「オスグッド・シュラッター病だろう」と自己判断せず、まずは痛みの部位や症状を確認することが大切です。痛みを我慢して運動を続けると症状が長引くこともあるため、違和感がある場合は運動量を調整し、早めに適切なケアを行いましょう。症状が続く場合や原因がはっきりしない場合は、中之口いのまた接骨院へお気軽にご相談ください。

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